津和野町役場津和野庁舎（つわのちょうしゃ）★国登録有形文化財（建築物）

鹿足郡役所として建てられ、途中用途変更があったものの、現在も役場の庁舎として利用されています。郡役所建築文化財として当初の用途を残す希有な例。平屋建て入母屋造りで、両脇の部屋が正面に張り出している様相が、大正期の官庁建築を物語っています。

［管理者］津和野町役場総務財政課TEL0856(74)0028

旧江津郵便局（きゅうごうつゆうびんきょく）★国登録有形文化財（建築物）

地元材木商が神戸の洋風貿易館を見よう見まねで再現した擬洋風建築物。ただ、実際に見たのは、教会だったらしく、2階にテラスが張り出し、窓には赤や緑のステンドグラスといった様相に。白漆喰が塗り込まれた外壁など、随所に日本の近代建築を支えた石州左官の高い技術が光ります。

［管理者］江津市都市計画課（建物管理：江津市管財課）TEL0855(52)7952

夢街道ルネサンス「天領本町甍街道」（外部サイト）［国土交通省中国地方整備局ホームページ］

天領江津本町甍街道については、こちら（外部サイト）。［江津市ホームページ］

匹見発電所（ひきみはつでんしょ）★国登録有形文化財（建築物）

コンクリートブロック造りが特徴的なその外観には洋風の意匠が随所に施され、厳かな教会堂を思わせる佇まい。大正14年製の水車が今もなお、現役で稼働しています。

［管理者］中国電力株式会社西部水力センター電気第一課TEL0856(24)1075

歴史的電力遺産（匹見発電所本館）情報は、こちら（外部サイト）。［中国電力株式会社ホームページ］

澄川発電所（すみかわはつでんしょ）★国登録有形文化財（建築物）

建設当時に最新であったモダニズム建築の意匠をよく残し、中国山地の山間部にいち早く取り入れられた近代建築の代表例として貴重な建築物。匹見発電所とは対照的に戦時下の質実な様相を感じさせます。

［管理者］中国電力株式会社西部水力センター電気第一課TEL0856(24)1075

歴史的電力遺産（澄川発電所本館）情報は、こちら（外部サイト）。［中国電力株式会社ホームページ］

江津市役所本庁舎(ごうつしやくしょほんちょうしゃ）

A字型の柱で、橋桁のような建物を支えるダイナミックなデザインが目を引きます。この構造は、橋梁のプレストレストコンクリート技術の建築への応用とされ、当時非常に珍しいことでした。

［管理者］江津市都市計画課（建物管理：江津市管財課）TEL0855(52)7952

仁摩サンドミュージアム（にまさんどみゅーじあむ）

旧仁摩町出身の世界的建築家高松伸氏が手掛けた総ガラス張りの大小6基のピラミッドで構成される砂の博物館。館内には、世界最大の1年計砂時計「砂暦（すなごよみ）」が悠久の時を刻んでいます。

［管理者］（公益財団法人）シルバーランド振興事業団TEL0854(88)3776

砂博物館仁摩サンドミュージアム公式サイト（外部サイト）

島根県芸術文化センター「グラントワ」

屋根瓦に12万枚の石州瓦を葺（ふ）き、また、初の試みとして壁瓦に16万枚を配列しています。ガラス質の表面が太陽の光を浴び光彩を放ち、様々な表情を楽しませてくれます。

［管理者］島根県芸術文化センターTEL0856(31)1860

島根県芸術文化センター「グラントワ」公式サイト（外部サイト）

悠邑ふるさと会館（ゆうゆうふるさとかいかん）

「音楽の里」川本町に建てられた図書館と音楽ホールから成る複合文化施設。ガラス張りのギャラリーが目を引くほか、整然と並ぶ多数の柱が特徴的です。

［管理者］川本町TEL0855(72)0001

悠邑ふるさと会館（外部サイト）［川本町ホームページ］