県内IT産業を担う若手人材の育成、及び若者の県内IT企業への就職を促進するため、地元IT企業と連携して、県内専門高校などにおいて実践的なITスキルなどを習得するための授業を実施しています。

 

県内７カ所の高校で地元IT企業との連携授業を実施しました。

 

【令和５年度の実施状況】

○出雲商業高校

・Railsを使った校内の課題を解決するシステムの開発演習を実施

・実施レポート（PDF：509KB）

 

○松江商業高校

・Railsを使った校内の課題を解決するシステムの開発演習を実施

・実施レポート（PDF：974KB）

 

○情報科学高校

・地元企業・団体等の課題を解決するシステムの提案・開発の実施

・小中学生向けのIT講座を生徒が企画設計し、その開催をサポート

・実施レポート（PDF：119KB）

 

○浜田商業高校

・新規事業創出のための教育プログラム「リーンローンチパッド」の学習を通じて身近な課題等を解決するＩＴを活用したビジネスプランを作成する授業を実施

・ノーコードツールを活用したシステム開発

・実施レポート（PDF:283KB）

 

○隠岐高校

・デザインの学習を通じた顧客課題の分析・検討やＩＴツールの活用を学習する授業を実施

・隠岐の島町の企業パンフレットと求人チラシの作成

・実施レポート（PDF：926KB）

 

○邇摩高校

・地域が抱える身近な課題を分析し、課題解決のためのアプリを企画・設計する授業を実施

・実施レポート（PDF:302KB）

 

○松江工業高校

・ITを活用したビジネスモデルの検討支援及びRubyonRailsを用いた実践的な授業を実施

・実施レポート（PDF：112KB）

 

その他の取り組み

○出雲コアカレッジ

・実務で求められる実践的な技術取得等を目的として、地元IT企業との連携事業を実施しています。

・「ETロボコン2023」に参加し、5年連続でチャンピオンシップ大会（全国大会）に出場しました。

島根大学において、産学官連携による「システム創成プロジェクト」を実施しています。

令和5年度からは、総合理工学部知能情報デザイン学科の必修科目として、２年生３年生がチームを組み、一般企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)をテーマとして、ユーザー企業での課題発見から事業アイディアの検討を行う授業を実施しています。県内IT企業現役エンジニアの指導のもと、コンピュータサイエンスの技術等を駆使して、イノベーション創出を目的としたITシステム開発に取り組みました。

県内IT企業における新規事業の立ち上げや県内産業のDX（デジタルトランスフォーメーション）推進に向けた取組を支援するため、ビジネスとIT、両方のスキルを習得する連続講座を開催し、県内IT産業を牽引する若手人材の育成を目指します。

 

県内高校生のITに関する意識を醸成するとともに、将来的な県内就職に関心を持ってもらうため、高校生と県内企業が交流しながらワークショップを行うイベントを開催します。