2月のおすすめ料理サンマ
サンマは北海道から関東にかけての太平洋岸で多く漁獲され、最近では流通が発達したおかけで、本県でも脂の乗った刺身が食べられるようになりました。
ご存じの方は少ないと思いますが、島根県沖でも主に冬から春にかけてサンマが少量漁獲されます。北のサンマと違って脂の乗りは少ないですが、近場で漁獲されるため鮮度が良く、サンマ本来の旨味を堪能できます。
太平洋側の三重県でもこの脂の少ないサンマが漁獲され、丸干しや寿司などの郷土料理として楽しまれています。
今回、定置網で漁獲された鮮度の良いサンマを使って、刺身、丸干し、棒寿司を作ってみました。漁獲が少なく貴重なサンマですが、価格が安いのでスーパーで見かけたら挑戦してみてください。
1.お造り
<作り方>
1.サンマは鱗、内臓をとり水洗い後、水気を拭きとる。内臓を洗うとき、使い古しの歯ブラシを使用すると簡単にきれいになります。
2.サンマを3枚におろす。
3.片身2枚の腹骨をすく。
4.皮を引く。
5.身を適当な大きさに切り、皿に盛る。
※酢締め、昆布締めにしてもいけます。
※島根半島部では皮付きで食べるとの情報もあります。
2.丸干し
<作り方>
1.鱗をとり、水洗いをする。
2.塩を適量ふる。
3.干す。洗濯バサミは便利→写真参照
4.1〜2日干せば完成。
5.焼いて頂きます。
※内臓の苦みがたまりません。
3.棒寿司
<作り方>
材料:サンマ1尾、米1合、酢飯調味料(酢大さじ3、砂糖大さじ3、塩小さじ1、ごま適量)、大葉6枚、塩、酢適量
1.サンマは鱗、内臓をとり水洗い後、水気を拭きとる。
2.腹開きにして、背骨を取った後、腹骨をすき取る。
3.塩を多めに振って冷蔵庫で2時間おいた後、水洗いし、水気を拭き取る。
4.サンマを酢に30分漬ける。
5.ご飯を固めに炊いて、熱いうちに酢飯調味料を入れて混ぜる。うちわで仰ぎ酢飯に照りを出す。
6.酢飯が冷めたら、サンマ、大葉、酢飯の順に簀巻きで撒いて、ラップにくるんで、完成。
7.冷蔵庫に小一時間おいておくと、味がなじんで美味しいです。
※鯖寿司にも負けません。
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