2月のおすすめ料理マナマコ
マナマコは、独特の食感と磯の香りが特徴的で冬に旬を迎えます。マナマコは種や生息域によって体表の色が異なるのをご存じですか?
「赤ナマコ」は砂利底の岩礁帯に生息し、西日本では高値で取引されています。
「黒ナマコ」は砂泥地に生息し、乾燥させたものは「干し海鼠」として中華料理で珍重されています。
「青ナマコ」も砂泥地に生息し、瀬戸内や東北・関東で主に流通します。
島根県では主に「赤ナマコ」が流通しており、スーパーでは丸で売られていることも多いです。お正月が過ぎ、手ごろな値段で販売されていますので、ぜひ旬の味を食卓で味わってみてください。定番のナマコ酢以外に、お手軽に調理できるレシピを紹介します。
1.お刺身3種盛り
なんとか3種類を取り寄せ、食感や味の違いを比べてみました。
硬さは硬い順に、黒・赤・青で、味に大差はないようでした。
赤以外はなかなかお目に掛かれませんが、料理店等で出てきたら、何色か調べてみてください。
【材料】 2 - 3 人分
マナマコ 100 - 300 g
【作り方】
(1)口と肛門を切り落とし、中の水を出す。
(2)縦半分に切り、内臓を取り出し、水けをふいたあと、 2 - 3mm の厚さに薄く切る。
(3)ポン酢やわさびじょうゆでいただく。
2.ナマコわさ
「たこわさ」のナマコバージョンです。ナマコ独特の香りがわさびに良く合います。
【材料】 2 - 3 人分
マナマコ 100 - 150 g、調味液(みりん小さじ 2 、しょうゆ小さじ 2 、塩少々、わさび少々)、小ネギ適量
【作り方】
(1)調味液の材料を全て混ぜ合わせておく。
(2)マナマコを好みの大きさに切り、小ネギを刻んでおく。
(3)(2)を調味液に入れて 30 分置き、味がなじんだら完成。
3.ナマコわさのチョップドサラダ
最近流行りのチョップドサラダとは、野菜を同じくらいのサイズに小さく切ったサラダのことで、
ドレッシングがよくなじみ、一度に多くの種類の野菜が摂取できます。2.のナマコわさをサラダにアレンジしました。
【材料】 2 - 3 人分
ナマコわさ 100 g、お好きな野菜(レタス、かいわれ大根、パプリカなど) 300 g、
ドレッシング(顆粒だし小さじ 1 、ごま油大さじ 1 、酒小さじ 1 、白ごま小さじ 1 )
【作り方】
(1)野菜を3-4センチ角に切る。
(2)ドレッシングの材料を混ぜ合わせておく。
(3)(1)にナマコわさとドレッシングを混ぜ合わせたらできあがり。
4.おまけ
残念ながら、今回はチャレンジすることができませんでしたが、コリコリとした食感が特徴のナマコ、火を通すとやわらかくなるそうです。どんなものか想像できませんね。
少し厚めにスライスし、番茶で少し火を通したあと、冷水で締めてポン酢などでいただくそうです。皆さん、ぜひチャレンジしてみてください!
お問い合わせ先
東部農林水産振興センター
島根県東部農林水産振興センター 〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-1 TEL: 0852-32-5638/FAX: 0852-32-5643 e-mail: tobu-noshin@pref.shimane.lg.jp **************************************** 安来農業部(島根県安来市穂日島町303) 松江家畜衛生部(島根県松江市東出雲町錦浜474-2) 出雲家畜衛生部(島根県出雲市神西沖町918-4) 雲南事務所(島根県雲南市木次町里方531-1) 出雲事務所(島根県出雲市大津町1139)