1月のおすすめ料理アンコウ
アンコウは、島根県内では底びき網漁業で漁獲され、冬の鍋として絶品です。体全体がやわらかいため、まな板の上ではさばきにくく、下あごを鉤に引っ掛けて「吊るし切り」にします。また、「アンコウの七つ道具」という言葉が有名なように、アンコウは捨てるところがない魚と言われています。
今回は、冬の寒さを乗りきる2品をご紹介します。
1.アンコウ鍋
【材料】(2-3人分)※写真は、1人前
アンコウ鍋用切り身1パック分(身、皮、肝などが入った物)、しいたけ3個、にんじん1 /2 本、
えのきだけ1袋、長ねぎ2本、せり1束、白菜5枚、焼き豆腐1丁、みそ大さじ4、水カップ7、
ほんだし大さじ2、醤油1 /2 カップ、みりん大さじ4、酒大さじ2
【作り方】
(1)アンコウの切り身を、沸騰した湯で10秒ほど湯引きし、
氷水につけてザルに上げ、水気をきる。
(2)アン肝を、蒸し器で10-25分蒸して、5mm幅に切る。
(3)野菜等を切る。
にんじん(7-8枚、5mm幅のイチョウ切り)
せり(根元を除き、10cm程度に切る)
しいたけ(石づきを取り、表面に飾り包丁を入れる)
えのきだけ(根元を切り、大きめにほぐす)
長ねぎ(5cm幅の斜めに切り)
白菜(5cmの角切り)
焼き豆腐(8等分)
(4)土鍋を熱し、(2)のアン肝1/2を入れ、弱火で丁寧にそぼろ状に乾煎りする。少し焦げ目が付き、油が出てきたら、
みそを少しずつ加えてさらによく煎る。
(5)水を少しずつかき混ぜながら加え、「ほんだし」、「醤油」、「みりん」、「酒」を加えて味を整える。
(6)具材を入れ、強火にかける。
(7)煮立ったら残りのアン肝を加え、アクを取りながらさらに煮込む。
(8)具材が柔らかくなったら完成。
2.アンコウのから揚げ
【材料】(2人分)
アンコウ200 g 、片栗粉1 / 2カップ、揚げ油適量、レモン適量
(調味料)
醤油大さじ2、酒大さじ1、砂糖大さじ1、しょうが汁小さじ1
【作り方】
(1)アンコウは食べやすく切り、調味料を絡め、10分程度置く。
(2)(1)の水気をペーパータオルで拭き、全体に片栗粉をまぶす。
(3)揚げ油を170度に熱し、(2)を入れて、時々箸で返しながら4-5分、
表面がカリッとなるまで揚げる。
(4)油を切り、レモンを添えて完成。
お問い合わせ先
東部農林水産振興センター
島根県東部農林水産振興センター 〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-1 TEL: 0852-32-5638/FAX: 0852-32-5643 e-mail: tobu-noshin@pref.shimane.lg.jp **************************************** 安来農業部(島根県安来市穂日島町303) 松江家畜衛生部(島根県松江市東出雲町錦浜474-2) 出雲家畜衛生部(島根県出雲市神西沖町918-4) 雲南事務所(島根県雲南市木次町里方531-1) 出雲事務所(島根県出雲市大津町1139)