10月のおすすめ料アマダイ

 アカアマダイ

 アマダイは、見た目に美しく、「甘鯛」と書き表されるほど上品な甘さが特徴の高級魚です。特に、出雲市平田地区で延縄によって漁獲される「小伊津のアマダイ」は京阪神を中心に出荷され、その品質が高く評価されています。旬は秋から冬とされていますが、年間を通して美味しくいただけます。

 今回は、お造りとお吸い物、塩麹漬けをご紹介します。


【お造り】

お造り  

 

1.ウロコと頭、内臓を取り除き、水洗いする。

2.三枚におろし、腹骨をそぎ取る。身の中心にある中骨は、切り離す。(魚が小さい場合は、毛抜きで抜き取る。)

3.皮を下にして、包丁を皮と身の間に入れ、皮を引きながら剥ぐ。

4.皮がついていた方を上にして、5mmの厚みでスライスする。

※皮つきにする場合、ザルに皮がついている方を上にして置き、熱湯をさっとかける。すぐに氷水に取って冷やし、キッチンペーパーで水気を取る。5mmの厚みでスライスする。

【お吸い物】(2人分)

お吸い物  

 

1.三枚におろして、中骨、腹骨を取り除いた身を3〜4cmに切る。(4切れ)

2.だし2カップを鍋に入れて沸かし、沸騰したら1を入れて中火にする。

3.塩小さじ1、薄口しょうゆ小さじ1、酒大さじ1、砂糖少々入れ、沸騰直前で火を止める。

4.お椀に盛り付け、三つ葉をのせてできあがり。

 


【塩麹漬け】

塩麹漬け焼き  

 

1.三枚におろして、腹骨を取り除いた身を1cmの厚みに削ぎ切りする。(6切れ)

2.1の両面に塩少々ふり、水分が出てきたらキッチンペーパーで拭き取る。

3.市販の塩麹2/3カップにみりん1/2カップを加えて混ぜ合わせる。

4.タッパー容器に、3の半分量を底に伸ばし、その上にガーゼを敷く。ガーゼの上に切り身を置き、さらにガーゼを被せた上から残りの3を広げる。

 

(画像参照:こうすると、調味料が直接切り身に付かないので、きれいに焼き上がる。)

漬けこみ方法

5.一晩〜1日、冷蔵庫で漬け込む。

6.アマダイを取り出し、魚焼きグリルで弱火〜中火で焼く。焦げやすいので、注意して焼き上げる。

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