平成21年11月20日（金）に、しまねの農林水産業・農山漁村「頑張っているリーダー」顕彰事業の表彰式があり、松江市美保関町の「福浦さわらの会」リーダーである桜井利弘氏を含め7名の方が表彰されました。

　桜井氏がリーダーである「福浦さわらの会」では、近年漁獲量が増加傾向にあるサワラについて、消費地ニーズに合致した商品作りを目標に、その鮮度保持技術等の開発と定着に努めた結果、全国有数のサワラ取扱量を誇る岡山市場で品質の高さが認められ魚価が約50％増加するなど、活動が評価されてこのたびの表彰となりました。

　表彰式の後、溝口知事から操業や鮮度保持方法などについて質問があり、桜井氏は前日漁獲したサワラや写真等により説明されました。

　「福浦さわらの会」による取組みは、県内他地区からも注目されており、今後多くの地区でのサワラの付加価値向上対策に繋がることが期待されるところです。

※しまねの農林水産業・農山漁村「頑張っているリーダー」顕彰事業とは･･･

　島根県が策定した「新たな農林水産業・農山漁村活性化計画」に基づき、「島根県の農林水産業・農山漁村の持続的な発展」に向けて地域の創意工夫により主体的かつ積極的に活動されている方を「頑張っているリーダー」として表彰し、その活動を広くPRする事業。