小学生たちがヒラメの放流を体験しました!
令和元年6月下旬~7月中旬にかけて、松江市内の小学5年生のみなさん(佐太小学校19名・恵曇小学校14名・鹿島東小学校19名)がヒラメの放流を体験しました。
(写真左:佐太小学校(6月28日))(写真中央:恵曇小学校(7月2日))(写真右:鹿島東小学校(7月10日))
この体験放流は子どもたちに、つくり育てる漁業への取組、栽培漁業について知ってもらうため、公益社団法人島根県水産振興協会(以下協会)が行っているものです。
子どもたちは、まず、ヒラメを育てている「鹿島・島根栽培漁業振興センター」で、協会の職員から栽培漁業やヒラメについて説明を受けてから、恵曇漁港内の岸壁に移動して、ヒラメの稚魚を放流しました。
(写真左:真剣に栽培漁業の説明を聞く子どもたち、写真中央・右:ヒラメすくいに挑戦!!)
(写真左・中央・右:いよいよ放流(子どもたち「大きくなったら帰ってきてね!!」))
今回放流されたヒラメの稚魚は、隠岐郡西ノ島町にある「島根県栽培漁業センター」で生産され、松江市鹿島町恵曇の「鹿島・島根栽培漁業振興センター」で放流に適した大きさになるまで育てられました(中間育成)。
5月9日に鹿島・島根栽培漁業振興センターに来たばかりの時は、8cm程度の大きさしかありませんでしたが、子どもたちに放流してもらう時には平均で約15cmの大きさに成長していました。
(写真左:搬入時(5月9日)のヒラメ稚魚、写真右:放流時(6月28日)のヒラメ稚魚)
放流されたヒラメは、およそ1年後には漁獲可能なサイズ(体長30cm)に成長するといわれています。
今回放流してもらったヒラメが、1匹でも多く大きく成長して、増えてくれることを期待しています。
そして、今回の放流体験を通して、小学生のみなさんが水産業や栽培漁業について理解を深めて、より一層興味を持ってもらえたら幸いです!!
みなさん、お疲れさまでした!!
(各写真:体験放流時の子どもたちの様子)
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