「中海産カゴ吊りあさり」出荷開始しました!
平成25年4月13日(土)に、中海漁協下宇部尾地区アサリ生産部が松江市「本庄道の駅」にて中海産アサリの試食・販売会を行いました。
写真:会場の様子
「カゴ吊りあさり」とは、中海で採取した天然アサリをカゴに入れ、更に半年から1年半、イカダ等に吊して飼育したものです。アサリの生息する海底に比べ、餌となるプランクトンが豊富な中層に吊しているので、成長が早いだけではなく、身入りが良く、味も濃厚なアサリとなります。
この取り組みは、かつてはアサリの名産地であった中海のアサリを復活させるため、平成22年から中海漁協が中心となって活動を開始しており、今年から本格的に出荷スタートとなりました。アサリ以外にも、現在、赤貝(和名:サルボウガイ)の飼育試験にも取り組んでいます。
写真左:アサリを収容した飼育カゴ写真右:イカダにアサリを垂下する様子
写真:カゴ吊り飼育で身の太ったアサリ(写真右は剥き身)
当日は、試食用として地元住民や観光客等にアサリの味噌汁をふるまったところ、「身がよく詰まっている。他産地のアサリに比べ美味しい。」などの声が多く挙がり、準備していたアサリもすぐに完売しました。また、砂抜き後に出荷しているので、持ち帰った後そのまま料理することが出来るといった手軽さも高評価に繋がったようです。
この「中海産カゴ吊りあさり」は、今シーズンは5月末頃まで「本庄道の駅」にて販売予定です。皆さんも、濃厚な身が詰まった中海産アサリを是非召し上がってください。
写真左:試食の様子写真右:アサリの味噌汁
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