松江市でヒラメの稚魚を放流しました!
平成30年5月25日、6月1日に、松江市内6か所の港(美保関・七類・大芦・御津・手結・恵曇)でヒラメの稚魚の放流が行われました。
この取り組みは県の栽培漁業基本計画に基づき行われているものですが、みなさん、「栽培漁業」とは何か、ご存知でしょうか?
簡単に説明すると、卵から稚魚に成長するまでの期間を、人の手によって大事に育ててから、魚たちが住むのに適した海に放流し、十分に大きくなってから獲る漁業のことを言います。
図:栽培漁業の流れ
今回放流した種苗は、隠岐郡西ノ島町にある島根県栽培漁業センターで生産され、松江市鹿島町にある鹿島・島根栽培漁業振興センターで中間育成されたものです。
4月26日に鹿島・島根栽培漁業振興センターに収容されたときは平均で5.1cm程度の大きさでしたが、6月1日に放流したときには平均で倍以上の10.66cmにも成長していました。
(写真左:鹿島・島根栽培漁業振興センターの様子)(写真右:施設搬入時のヒラメ種苗の様子(平均5.1cm))
(写真左:放流時のヒラメ種苗の様子(平均10.6cm))(写真右:放流の様子)
今後、小学生や保育園・幼稚園の子ども達に種苗放流を体験してもらう「PR放流」も実施される予定です。
PR放流が行われましたら、また皆さんにその様子をお知らせしたいと思います。
栽培漁業は、稚魚を放流したら終わり、ではありません。せっかく大切に育てても、大きくなる前に獲ってしまっては意味がありません。
マダイは15センチ、ヒラメは30センチに成長するまで獲らないようにしてください!万が一獲れた場合は、すみやかに海に放してあげてくださいね。
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