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空山地区の荒廃農地の再生及び環境保全

松江市大庭町の「空山地区」の荒廃農用地を再生し、CO2削減と農業や食への地域の関心を高める活動に、NPO法人まちづくりネットワーク島根(外部サイト)と島根県(農業経営課)の協働で取り組んでいます。

ねらい

耕作放棄地や休耕地を農地として活かす取り組み

 荒廃した耕作放棄地や休耕地をパイロット的に保全及び再生することにより、一般市民や地域住民の注目・認知を喚起し、「都市農地再生」のシンボルとして活動のエリアや規模を拡大することで、実際の耕作放棄地や休耕地の削減につなげます。

 

農業体験を通じて消費者の理解を醸成する取り組み

 この農地の保全及び再生は単なる植樹等ではなく、「食べられる」果実が実る花木や野菜などを地域住民とともに育てていきます。このような「食」にまつわる農業体験を行うことにより農業への関心を高め、消費者の理解を高めます。

 

これまでの活動内容

  • 6月21日柿畑(約2反)を草刈機6台使用し、総勢11名にて萱・葛・セイダカアワダチ草などと格闘。不法投棄(?)によるタイヤ、家電品等も回収。

かつての柿畑・・・道は険しいなぜ畑からこれが?

 

  • 7月5日2回目の草刈(再生できそうにない柿の木は伐採しました)

草を刈って・・・・木を切って・・・みんなでがんばりました

 

  • 7月28日放牧のための牛さん2頭が到着しました。草刈りを牛さんにやってもらうのです。

早速、葛など食べています。期待してますよ、牛君達。

2頭で放牧開始葛が大好き今日からここで暮らすの

 

  • 8月4日放牧の牛さんが2頭増えました。4頭勢揃いで、どんどん草を食べてきれいにしてほしいです。(9月中頃まで放牧の予定です)

4頭せいぞろい!雨なんて気にしないどんどん奥へ

 

  • 8月22日第1回イベント開催!!「楽しい農業体験&勉強会」この夏には珍しいくらいよく晴れた8月22日、市民の方々を空山に招いて農業体験と勉強会を行いました。

「耕作放棄地の活用について」高橋佳孝先生(独立行政法人農業技術研究機構近畿中国四国農業技術センター)に講演していただきました。

高橋先生のお話しっかり勉強みんなでお弁当

昼食をはさんで、午後はソバの種まきと茶畑の雑草取り、水路の清掃などで汗を流しました。

そばの種をまくよはやく芽を出せソバの種茶畑の草取りもしたよ

 

  • 9月現在の途中経過です。

6月から草を刈り、木を伐採しソバを蒔いた畑は、順調にソバが育っています。牛さんの畑は草がほとんどなくなって見通せるようになりました。

空山にソバ畑が真っ白なソバの花が咲きました牛さんもここまでがんばりました

 

牛を放牧していた畑がすっかりきれいになったので、菜種の種まきをしました。春にはまぶしい黄色な花を咲かせてくれるでしょう。

牛さんのおかげでこんなにきれいな畑に菜種の種を蒔きました。ちゃんと芽がでますように・・・

里芋の収穫をしてから、空山の食材をつかった昼食会。午後は西条柿であわせ柿を作りました。

里芋って固まってるんだね手作りの昼食甘くなるかな・・・

 

 

 

 

空山地区について

 松江市大庭町に、昭和50年から60年度に農地開発事業で整備され、柿、梅、茶などが栽培されていますが、農家の後継者や人手不足などの要因から、休耕地や耕作放棄地が発生、増加してきています。

空山の位置空山から松江の市街地を望む

 

 


 


 

 

〒690-8501島根県松江市殿町1番地島根県農林水産部農業経営課
Tel:0852-22-5139
Fax:0852-22-5968
nogyo-keiei@pref.shimane.lg.jp

お問い合わせ先

農業経営課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 島根県農林水産部農業経営課
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