安来市の小学生が梨づくり体験をしました
梅雨空ながら天候に恵まれたこの日、小学生20名は学校からJA担い手支援センター梨ほ場へ20分間歩いてやって来ました。
はじめに、梨の品種・収量・食べ方、安来市での栽培の歴史、袋掛け作業の目的、担い手支援センターの役割等について、事前に提出のあった質問に回答する形式で、当支所が講義を行いました。
次に、全員が初めての袋掛け作業を体験しました。小さな手で袋を絞り針金で縛るのは難しかったようです。
終わりに隣接するイチゴハウスでの収穫・パック詰め体験を行いました。
安来市における担い手確保対策は、イチゴ・有機葉物野菜について就農パッケージを設定し取り組んでいますが、梨についても第三者継承等を含めたパッケージ化を検討しており、やすぎ梨生産部会を中心に、意向調査・園地調査等の取り組みを進めています。
将来、この小学生たちが「安来市の梨」に熱い思いを馳せてくれるように、梨の仕組みづくりを進める必要があります。
梨の品種・袋掛け作業の目的等を学習
袋で包み込み袋口を針金で縛る作業を体験
タマネギ栽培機械化(収穫・乾燥)実演会を行いました
安来市では、昨年度よりタマネギの生産による「水田園芸の推進」取組を行っています。視察や作業機械化研修会を開催し、タマネギの作付け拡大を図るとともに、JAしまねやすぎ地区本部がタマネギ用レンタル機械を整備しました。
6月10日は、タマネギ栽培のモデル実証ほである農事組合法人ファームよしだのほ場を会場に、レンタル機械の披露、使用方法説明を兼ね、収穫作業及び乾燥作業の実演会を開催しました。
まず、実証ほ場において、収穫機による掘取りと茎葉切断、その後ピッカーによる収集作業を行いました。収集作業は、実際にファームよしだの皆さんの作業を見ていただき、機械での作業を確認していただきました。
その後乾燥場へ移動し、ほ場から運ばれてきたタマネギ乾燥作業の実演を行いました。
当日は、市内外の集落営農法人、関係機関など総勢80名の参加があり、「掘取りにどれくらい時間がかかるのか」、「乾燥に要する時間はどのくらいか」など活発な質疑応答が行われ、「水田園芸」や作業の機械化への関心が高いことを感じました。
今後レンタル機械は、タマネギ栽培を行う法人等へ順次使用される予定ですが、レンタル機械として使ってもらって初めて分かる課題も生じていることから、関係機関と連携しながら課題解決を図り、タマネギの生産拡大、水田園芸の拠点産地化を進めます。
収穫機の実演の様子
収集作業の実演の様子
乾燥機の実演の様子
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東部農林水産振興センター
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