平成３０年１０月５日、ＪＡしまねやすぎ地区本部やすぎ花卉部会主催による「やすぎの花」品評会が道の駅「あらエッサ」なかうみ交流館を会場に開催されました。今年は６２点が出品され、厳しい気象条件を乗り越え例年に劣らない品質の作品が並んだ中、トルコギキョウが第一席の安来市長賞を受賞しました。
また、やすぎの花の知名度をさらに高めるため、品評会に併せて「やすぎ恋・花まつり」も開催され、やすぎの花の魅力発信と消費拡大を図りました。

　「やすぎの花」品評会は、花きの生産振興と栽培・商品化技術の高位平準化、延いては花農家の経営安定に寄与する取り組みの一つとして、やすぎ花卉部会が開催するものです。
本年は7月から８月にかけて例年にない猛暑が続き、一変して９月は多雨日照不足になるなど天候不順な中で生産者の苦労もありましたが、昨年より１２点多い６２点の花が出品され、高い栽培技術と安定した技術力が示されました。審査は、草姿のボリュームやしまり具合、バランス、斉一度が適切であるか、花、葉、色など品種固有の特性を備えているかなどの基準によって行われ、第一席の安来市長賞に輝いたトルコギキョウ‘ファイナルローズ’をはじめ１３賞が決まりました。トルコギキョウやカラーなど近年力を入れている品目での受賞が目立つなど産地の活性化が期待される結果となりました。
また、この品評会に併せて「やすぎ恋・花まつり」も開催され、花き品評会出品物展示や園児が描いた「花の絵」の展示、フラワーアレンジメント体験コーナー、花苗寄せ植え教室、組花等の即売などが行われ、やすぎの花を広くアピールしました。
当安来支所としても、今後さらなる花きの生産振興と花の消費拡大に向けてこれらの活動を支援していきたいと考えています。

【受賞したトルコギキョウ】

【多くの人で賑わう会場】

【フラワーアレンジメント体験】