10月3日午後松江市竹矢町の圃場において、「現地放牧実践スクール」（以下スクール）を開催しました。スクールには、近隣の集落営農組織構成員、松江市役所、JAしまね,県関係機関など、併せて23名の参加がありました。
スクールでは、中山間地域研究センター研究員から、放牧実施に当たっての注意事項について、その後県畜産課職員から、放牧実施に対する事業について、説明を受けました。次年度以降、松江市においてこの取り組みが広がればと期待しています。

　10月3日午後、松江市竹矢町の水田において、「現地放牧実践スクール」（以下スクール）を開催しました。当日午前に、中山間地域研究センター研究員、農業技術センター畜産技術普及課技師、松江農業普及部2名の計4名で電気牧柵設置など放牧準備を1時間で行い、中山間地域研究センターの放牧牛2頭を入牧しました。
午後のスクールには、近隣の集落営農組織構成員や、松江市役所、JAしまね、県関係者など併せて、23名の参加がありました。スクールでは、中山間地域研究センター研究員と県畜産課職員から、「放牧実施に当たっての注意事項」と「放牧実施に向けての事業」の説明をそれぞれ受けました。その後、参加者が放牧された牛の様子や、放牧に要する機材を確認されていました。
今回の放牧は、放牧場所や気象状況などの条件に恵まれませんでしたが、別の場所での実施を提案される等、実践者の評価は高かったことが伺われました。
放牧実践スクールは松江市では初の試みで、このスクールを契機に、松江市内でも放牧への取り組みが盛んになればと期待しています。

　【研究センターの放牧牛２頭】

　【スクールの様子】