ーＪＡしまね出雲地区本部平田柿部会ー

　９月１８日にＪＡしまね平田柿部会の出荷総会が開催されました。
総会では部会から産地状況報告、加工計画、販売計画について報告があった後、７つの主要出荷市場から、部会の設定した単価への意気込みに併せ、平田の柿への要望と期待が述べられ、生産者、関係機関で出荷量の確保と品質の向上を確認しました。

　柿の栽培面積５２ｈａ（西条、伊豆、富有等）で県内最大の産地であるＪＡしまね平田柿部会は、収穫・出荷を迎えたことから９月１８日、生産者、関係機関及び県内外主要出荷市場７社を参集し出荷総会を開催しました。
出荷総会の前には、市場担当者と関係者に西条、伊豆、富有等の生育状況を現地で説明し、本年の平田の柿の作柄は酷暑で小玉傾向であるものの、病害虫や台風による被害がほとんど無く果面の汚損が少ないことなどの産地情報の共有化を図りました。
総会では、部会長のあいさつ、産地状況報告、３０年産の販売、加工計画について説明があり、その後、７つの市場からは部会の設定した単価への意気込みに併せ、平田の柿への要望と期待が述べられました。
最後にＩターンで柿栽培に取り組んでいる若手生産者の音頭で「高い品質で美味しい平田の柿を消費者に届けよう！ガンバロー！」と生産者と関係機関全員で出荷量の確保と品質の向上について確認しました。
当部会は長年、販売額３億円を目標としており、出雲普及部はポイントとなる管理時期に１０会場での栽培講習会のほか、果実の肥大状況調査やカメムシのフェロモントラップによる飛来状況調査、西条の出荷ピーク予測のデータを提供してきました。今後も引き続き部会の悲願である販売額３億円が達成できるよう支援していきます。

【あいさつをする部会長】