いずもぶどう産地再生プラン完成
JAしまね出雲ぶどう部会では産地の維持・強化を図るため、今年1月から「産地再生プラン」の作成に取り組み、10月に完成しました。11月13日の出荷反省総会で青年部長が全部会員に説明を行い、満場一致で採択されました。
出雲ぶどう部会は、平成28年に行ったアンケート調査結果から5年後には生産者、栽培面積ともに大きく減少する恐れがあることが分かりました。
この危機的状況を防ぎ産地の維持・強化を図るため、平成28年度の役員総会において「産地再生プラン」を作成することが決まりました。
策定に向けて、全体会(青年部、技術部、女性部、出雲市、JA、普及部、計22名)で「どうすれば出雲ぶどうが活性化するか」をテーマに、フリートーク形式で意見を出し合いました。出された意見を分類し、「単収の増加」、「単価の向上」、「経費の軽減(省力化)」、「新規就農者の確保・規模拡大」、「組織化・法人化」の5つの大課題と24の小課題に整理しました。
そして各部の代表者と市、JA、普及部からなるプロジェクトチーム(12名程度)で5か月間にわたって計11回、各課題ごとに対策方法の検討や重要度・課題解決の難易度の設定、担当者(部会)の割り当てを行いました。
このプランで目指す5年後の産地の姿は、栽培者数340名(うち新規就農者確保数20名)、栽培面積115ha、販売高16億円(H29年は15億円)、担い手組織数2組織、というものです。
今後は「どげでも守ろう出雲ぶどう」をスローガンとして、各担当部会ごとにプランを基に目標に向かって課題解決のための具体的な作業を進めていきます。
(1/12:全体会、2班でフリ-ト-ク)
(ボ-ドで意見を整理)
(11/13:出荷反省会で全部会員に説明)
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