宍道湖西岸地区大区画ほ場整備に係る営農支援活動報告その6
宍道湖西岸地区農村整備推進協議会は、新たな振興作目として、出雲産小豆の産地化に取り組んでいます。
このたび、出雲市において初めて京都の生産者らと交流し、基調講演や小豆現地の巡回、出雲産小豆の試食会等で親睦を深めるとともに生産意欲の高揚を図る目的で「小豆ミニサミット in 出雲」を開催しました。
出雲地方において小豆は、正月の小豆雑煮や和菓子等の原料として、また「ぜんざい」発祥の地として地域の食文化に欠かせない重要な作物です。このたび、「出雲ぜんざいの日」である10月31日と「毎月1日はあずきの日」である11月1日に出雲市内のホテル等で、宍道湖西岸地区農村整備推進協議会と出雲ぜんざい学会の主催により小豆ミニサミットin出雲が開催され、京都の関係者や島根大学、平田高校等総勢133名の参加がありました。
ミニサミットの内容は以下のとおりです。
1事例報告「出雲ぜんざい学会の取り組み(出雲ぜんざい学会)」、「京都亀岡の小豆生産振興の取り組み((農)河原林)」、
「平田高校の地域課題解決学習(小豆)の取り組み(2年1組の40名)」
2基調講演「今日からわたしも出雲産小豆のアンバサダー!~知りたい・広めたい3つのポイント~」和田美香氏(azukimagazine編集長・中小企業診断士)
(小豆が健康と美容と地球を救う。おすすめ魔法瓶ゆであずきで消費拡大。)
3試食会出雲産小豆を使った新商品・新メニューの試食(協力3店舗:和菓子1品、洋菓子1品、料理1品、デザート1品)
4講演「小豆栽培における雑草対策」(農研機構中央農業研究センター)
5生産者と実需者との交流(小豆生産ほ場で現地視察交流。協力店で出雲ぜんざいを食べながら交流。小豆の生産拡大と品質向上の
重要性を再認識。)
今後も出雲普及部では、京都の生産者や産学官の連携による小豆の生産振興や地域振興について、関係機関と一層連携しながら支援していきたいと考えています。
<基調講演(和田講師)>
<試食会メニュー(新しい和洋菓子と料理等)>
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