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建築科

~木造建築の基礎を学び伝統建築を守る貴重な人材を目指します~

 

モデル棟の棟納め風景です

 (モデル棟の棟納め風景)

 

建築科の概要

  • 訓練期間は1年間です。

4月入校~3月修了

  • 木造建築工事用器工具と機械の取扱い及び構造材の継手・仕口等の加工組立を習得します。
  • 職業訓練指導員の指示のもと、木造建築物の建て方、造作材の加工取付等、建物施工ができる技能と関連知識を習得します。
  • 建築工法の多様化に対応できる基本を学びます。
  • 授業料は無料です。
  • テキスト代、資格試験の受験費用などの実費が必要です。

 

※授業料等の詳細はこちら。

 

建築科の訓練内容

建築科では、在来軸組構法の基礎知識と建築大工としての技能の習得を行っています。

 

  • 建築構造の一般知識・法規等
  • 器工具の手入れ使用方法
  • CADの基本操作・構造力学・積算等・測量
  • 継手等の墨付け加工・構造材の墨付け
  • 基本実習用建物の建築・主要な内装工事
  • モデル棟の構造材(骨組)の加工から上棟
  • モデル棟の内外装の工事・技能検定練習及び試験

 

※カリキュラムの詳細はこちら。(PDF)

 

刃物砥ぎの授業風景です

刃物砥ぎの授業風景(刃物が切れないと訓練になりません)

 

ノミ使用法の授業風景ですノコの使用法の授業風景です

ノミ・ノコの使用法の授業風景(ノミによる穴掘り・ノコによる縦挽き)

 

製図の授業風景です

製図(手書きもしますが、現場ではほとんどがCADによる作図です)

 

骨組みの墨付けの様子です

構造材(骨組み)の墨付け(家を建てるための重要な作業)

 

測量の授業風景です

測量(土地を測らないと家の大きさが決められません)

 

基本実習用建物の建築風景です基本実習用建物の建築風景2です

基本実習用建物の建築(基本実習のまとめの段階です)

 

やり方の授業風景です

やり方(建物の位置・高さを決める重要な作業です)

 

基本実習用建物の内装工事風景です

基本実習用建物の内装工事(「光付け」という大工さんの技法です)

 

土台の敷き込みの風景です

土台の敷き込み(モデル棟の建築に入ります)

 

モデル棟の上棟の風景です

モデル棟の上棟(ほとんど間違えもなく建ちました)

 

外壁張り

外壁張り(外壁を済ませて雨など入らないようにしてから、内装工事に入ります)

 

技能検定試験の風景です

技能検定試験(約1ヶ月半、練習をして試験に臨みます)

 

内装工事の風景です

内装工事(押入れを作っています)

 

モデル棟訓練終了の風景です

モデル棟訓練終了(内装工事が終了しました)

 

取得可能な資格

  • アーク溶接等業務特別教育
  • 玉掛け技能講習
  • 丸のこ等取扱い作業従事者教育
  • 振動工具取扱い作業従事者教育
  • 小型車両系建設機械特別教育
  • クレーン運転業務特別教育
  • 赤十字ベーシックライフサポーター
  • 技能検定建築大工(2級または3級)

 

在校中の特典

在校中の特典については、こちら。

 

修了生の主な就職先

()石田工務店、()岡崎組、()建匠、()拵(こしらえ)、佐々木木造建築、

()清水組、()寿美工務店、()大清建設、徳栄建設(株)、長嶺建設()

()吉岡建設、他

 

修了生からのメッセージ

「住宅建築に携われて良かったと思います」

斎藤建築()勤務

下山貴大【建築科平成27年】

修了生の写真です 

 

私はUターンで技術校に入校しました。

高校を卒業後、東京の建築会社に就職しましたがパーテーション(間仕切り壁)工事が主な会社でした。自分の考えていた建築工事と違っていた為、地元に帰り技術校に入校し木造建築の基礎を学ぼうと思いました。

一年間の訓練でしたが刃物の研ぎ方から始まり一軒のモデル棟を建てると言う内容の濃い訓練でした。在校中に受験した、技能検定建築大工二級の合格は建築大工を行って行く上での弾みになりました。

現在は住宅工事が主な会社に勤めています。現場ではプレカット構法での建築が主流ですが木造建築が基に成っている、基礎が分かっているから早く理解できたんだと感じています。又、完成した建物を喜ぶお客様を見ると、これがやりたかった仕事だとやりがいも感じています。


お問い合わせ先

西部高等技術校