スクール・サポート・スタッフや学習指導員など、多様な支援スタッフと教員の連携により、学校教育活動の充実と働き方改革を進めていきます。

公立小学校、中学校及び義務教育学校において、教員が一層児童生徒への指導や教材研究等に注力できる体制を整備することを目的としてスクール・サポート・スタッフを配置する市町村に対し、補助を行っています。

〇スクール・サポート・スタッフとは？

　スクール・サポート・スタッフの役割は、教員が抱えている事務作業等を代わって行うことです。

　スクール・サポート・スタッフは以下のような仕事を行っています。

　・授業で使用する教材等の印刷や物品の準備

　・教材・資料の整理、保管

　・宿題等の提出物の受け取り・確認

　・小テスト等の採点

　・学校行事・式典等の準備補助

　・統計情報のデータ入力・名簿の作成

　・電話対応・来客対応など

公立小学校、中学校及び義務教育学校において、児童生徒一人一人にあったきめ細やかな対応を実現するため、学校教育活動の支援のための人材を配置する市町村に対し、補助を行っています。

〇学習指導員とは？

　児童生徒一人一人にあったきめ細やかな対応を実現するため、下記のような仕事をしています。

　・放課後や長期休業中等を活用した補習の実施（希望者等を対象とした個別学習）

　・ＩＣＴを活用した学習支援

　・学校生活適応への支援（不登校や不登校傾向の児童生徒への支援）

　・授業中における児童生徒一人一人へのきめ細かな支援

　・授業及び家庭学習の準備等における教科担任の補助

公立小学校、中学校及び義務教育学校において、教頭の厳しい勤務実態を踏まえ、主として学校のマネジメント等に係る業務を専門的に支援することを目的として、退職教員、教育委員会勤務経験者、民間企業等での事務経験者などの人材を配置する市町村に対し補助を行っています。

令和６年度はモデル的に２校へ配置することにしています。

県立学校（高等学校及び特別支援学校）において、教員が本来の業務に専念し、より生徒と向き合う時間を確保できるよう環境を整えることを目的として、授業プリントの印刷・仕分け、学校案内・広報誌の制作、ホームページの管理など、教員でなくてもできる事務作業等の業務を専門的に行う学校アシスタントを配置しています。

県内の公立学校（小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校）及び教育委員会で生じる困難事案に対して、法的観点から助言を行う弁護士「スクールロイヤー」を配置することにより、教職員の負担の軽減と適正かつ円滑な学校運営をサポートしています。