教職員の働き方改革プラン
島根県教育委員会では、今後の働き方改革の方向性を示して、引き続き学校・家庭・地域・行政が連携・一体となった島根らしい魅力ある教育を推進し、子どもたちを育てていくために、これまでの「教職員の働き方改革プラン」を国が定める指針を踏まえた内容に改めた「島根県教職員働き方改革プラン(県立学校の働き方改革と市町村教育委員会への取組)」を策定しました。
教職員の働き方改革を進める目的~何のために働き方見直しをするのか~
教職員を取り巻く環境整備の最終的な目的は、学校教育の質の向上を通した、「全ての子どもたちへのより良い教育の実現」です。教職員が、自らも学ぶ時間を確保しながら健康な状態で生き生きと子どもたちの教育に邁進できる、「働きやすさ」と「働きがい」を両立した勤務状況に改善するため、学校における働き方改革が急務となっています。
公立学校の教育職員には、いわゆる「超勤4項目以外の業務について時間外勤務を命じないものとされています。しかしながら、勤務時間以外に行われる業務については、時間外勤務を命じられていないとしても、学校教育活動に関する業務であることに変わりはなく、こうした業務に従事する時間も含めて管理することが、学校における働き方改革を進める上で必要不可欠です。
1.教職員の心身の健康保持
時間外在校等時間が長くなると、脳や心臓の疾患などの健康障害のリスクが上昇すると言われており、特に発症前1か月間に100時間または2~6か月間に平均で月80時間を超えるとそのリスクが非常に高くなります。また、極度の長時間勤務が続くと、業務における強い心理的負荷による精神疾患を発症する場合もあります。
教職員が心身の健康を損なうと、明るく元気に子どもたちと向き合うことができないだけでなく、子どもたちの学力育成や生徒指導に影響を及ぼす恐れがあります。教職員が心身ともに健康でいられるために、勤務時間・健康管理を意識した働き方を促進することが大切です。
2.教職員としてのウェルビーイングの向上と環境整備
教職員のこれまでの働き方を見直し、長時間勤務の是正を図ることで、教職員の健康を守ることはもとより、日々の生活の質や教職人生を豊かにするなど教職員のウェルビーイングを向上させることが重要です。また、教員が自らの人間性や創造性を高め、高い専門性と意欲、能力を最大限発揮できる勤務環境を整備することにより、子どもたちに対してより良い教育を行うことができるようになります。
3.教職を志す人材の確保
教職を志す学生等にとっても、学校が「働きやすさ」と「働きがい」を両立する職場であることは重要なことです。魅力的な職場の中で教職員が生き生きと働いている姿は、多くの教職を志す学生等を引きつけ、教職員として質の高い人材を確保することにつながるため、結果として、子どもたちへのより良い教育の実現につながっていくものであります。
【プラン達成に向けた数値目標】
1時間外在校等時間
ア全ての教育職員が年間360時間以内
イ全ての教育職員が1箇月45時間以内
2年次有給休暇の取得日数
ア全ての教育職員が年5日以上の取得
イ全ての教育職員の平均取得日数が17日以上
3働き方に関する意識
ア「働きやすい職場である」と回答した教育職員90%以上
イ「教職にやりがいを感じる」と回答した教育職員90%以上
『教職員の働き方改革プラン』の取組検証のまとめ(令和4年12月)
プラン策定後、令和元年度~3年度を重点期間と位置付け、教職員の働き方改革を推進してきました。
その取組を検証し、更なる改善・見直しを行っていきます。
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