設置目的・運営方針
(1)目的
島根県立青少年の家(サン・レイク)は、宍道湖北山県立自然公園の宍道湖北西岸に位置する小高い丘の上にあります。はるか中国山地のかなたに二つの”杭”大山と三瓶山を望み、眼下に斐伊川からの水を満々とたたえた宍道湖を見下ろすとき、人は誰でも往古の人々の想像力の豊かさに思いをめぐらすことでしょう。当「サン・レイク」は、この恵まれた自然環境の中で、幼児から青少年・成人・高齢者までいろいろな年齢層の人たちが集団で利用しながら日常生活では得難い多様な体験学習ができます。さらには交流などを通して豊かな心とたくましい身体を作るための様々な研修機会を提供し、県民の教養および文化の向上に資することを目的として設置された生涯学習施設です。
(2)教育方針
1.ひろい心、すこやかな体と、美しいものに感動する豊かな心情を養う。
2.自主的、自立的に研修・活動することにより、より良い社会生活へ適応する能力を高める。
3.自然や文化に親しみ、豊かな情操と郷土を愛する心を培う。
4.相互の理解を深め、世界に開かれた友情と奉仕の心を育む。
そうぞうじしゅこうりゅう
(3)基本方針
●青少年や県民のニーズを把握し、その要望を大切にした運営に努める。
●青少年並びに県民等の自主的な研修の援助に努め、その交流を図ると共に、先導的な事業や運営を行う。
●広く青少年育成活動者並びに生涯学習者の理解と協力を得るように努め、県民の積極的な利用の促進を図る。
●ボランティアを養成・確保すると共に、その活動の場の設定に努める。
●地域の物的・人的資源の活用や、各種団体等との連携に努める。
●利用者の安全を確保し、防災体制の確立に努める。
●人材の発掘や育成に努め、指導者層の充実と活用を図るとともに、職員の資質の向上を図る。
●職員間の共通理解と協調を図り、利用者には組織的で弾力的な対応に努める。
(4)本年度の重点目標
1.親しまれ、利用されやすい施設への改善に努める。
2.多様なニーズに応じることのできるプログラムの開発と充実に努める。
3.地域の特性を生かした連携の強化とネットワークを形成する。
4.学社融合、国際化へ対応できる運営に努める。
5.効果的な広報啓発活動を展開する。
6.情報の収集と発信能力を高める。
7.職員の和を大切にし、資質を高める。
事業概要
(1)受け入れ研修事業
I−事業内容
●利用団体と事前の打ち合わせを行い研修プログラム作成についての助言を行う。そして、野外活動など実際の研修の場に立ち会い、研修効果が高まるよう援助を行う。
IIー主な受け入れ事業
●青少年の学習および交流
●県民の教養および文化向上のための研修
●各種団体(地域・職場)の研修および交流活動
●在学青少年の学習活動
(2)主催研修事業
生涯学習の観点から青少年や県民の多様な学習要求や地域社会の要請を取り入れ学習機会を提供する。そして、その研修が効率的に進行しかつ充実するよう支援を行う。
- 多様な学習機会の提供
- 先導的な事業による啓発
- 効率的な研修への支援
(3)研修等関連事業
充実した研修活動が行われるために、プログラムの開発や施設を整備するとともに指導者の招致・研修、施設協力者等の拡充を図る。また、効果的な施設情報を提供する等積極的に広報活動を行う。
- 人材発掘とその育成
- 相談活動の充実
- 情報の収集と提供
- 広報啓発の推進
- ネットワーク化の推進
お問い合わせ先
青少年の家
〒691-0074 島根県出雲市小境町1991-2 島根県立青少年の家(サン・レイク) Tel:0853-69-1316 Fax:0853-69-1016 sunlake@pref.shimane.lg.jp