（板倉総務課長）

　報告第８２号平成２２年度２月補正予算案（経済対策）の概要についてご報告する。

　資料１１の１をご覧いただきたい。こちらも先ほどご説明した平成２３年度当初予算案と同じく２月１４日に県議会へ上程される予定である。教育委員会全体では２０億円余の増ということになっている。課別の補正予算額をご覧いただくと、総務課が１７０万円の増となっているが、これは教育センターを芝生化するための経費である。教育施設課は１９億４，０００万円余の増となっているが、先ほどの平成２３年度当初予算案の説明の際にお話ししたとおり、もともと平成２３年度当初予算で要求していたものを前倒しするものである。内容は県立学校のバリアフリー化、大規模修繕、耐震化ということである。

　また、特別支援教育室が８８０万円余の増額となっている。これは、松江養護学校の仮設校舎が完成することに伴い必要となるスクールバスの整備費用である。社会教育課は１億１，６００万円余の増額となっている。これは、青少年の家の空調設備の更新、県立図書館で保存するマイクロフィルムのデジタル化事業をあわせたものである。

　高校教育課、文化財課の減については、緊急雇用創出事業の減などによるものである。

　主要事業の概要については、１１の２をご覧いただきたい。また、関連する繰越明許費予算は１１の３のとおりである。