（小林高校教育課長）

　報告第４５号島根県新大型水産練習船の建造に関する契約の締結についてご報告する。

　資料７の趣旨のところに書いているが、「わかしまね」が衝突、沈没した後、水産教育のあり方に関する検討委員会を設置して検討を行った結果、同検討委員会から浜田、隠岐の両水産高校で本科、専攻科が必要であるということ及び６５０トン級の新造大型練習船１隻体制という提言を受けた。現在の神海丸は４９９トンであるため、更に大きい６５０トン級ということである。神海丸は４４名の生徒が乗れるが、新しい練習船では６４名の生徒の乗船が可能となる。

　先般の一般競争入札により、この新造大型練習船の建造契約の相手方が決定した。宮城県石巻市の株式会社ヤマニシである。過去に他県の練習船を５隻程度造った実績がある会社である。落札額は１５億６，０３０万円であった。既に仮契約を締結しており、９月定例県議会へ契約案を上程しているところである。

　工期は平成２４年３月２６日までであり、平成２４年度の実習から使いたいと考えている。