（小林高校教育課長）

　報告第４４号平成２３年度島根県教育職員（実習助手）採用候補者選考試験の実施についてご報告する。

　一般の教諭の採用試験は、先般２次試験が終了したところであるが、今回、県立学校の実習助手という職について採用試験を行いたい。実習助手は学校教育法で、実験又は実習について教諭の職務を助ける者と定められており、理科や家庭科などの実習で教諭を補助したり、工業高校や農業高校では専門の実習で教諭を補助する者である。

　一般で２名程度、工業で１名程度の採用を予定している。一般とは、理科や家庭科の実験の準備などを担う職である。

　出願資格のところで、従来は３５歳未満としていたが、今年度から４５歳未満まで年齢を上げている。実習助手は教員免許状を必要としない職であるため、企業や専門分野で多様な経験を積み、実績のある人を採用したいという気持ちがあり、年齢の上限を１０歳引き上げた。

　試験内容は、教養試験、適性試験、面接試験を行い、これに加えて一般はパソコンと理科の実験、工業はパソコンと工業実習についての実技試験及び専門試験を行う。

（北島委員長）

　資料６の採用予定人員のところに、身体に障がいのある者を対象とした選考とあるが、これはその人たちに限るということか。

（小林高校教育課長）

　これは２名の内数ということである。障がいがあっても職務を行うことが十分可能な方については、同じように試験を行い、受験上の配慮が必要な場合は、配慮していくこととしている。