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報告第41号

 

(若槻世界遺産室長)

 報告第41号石見銀山遺跡の範囲の拡大について検討された第34回世界遺産委員会の審議結果についてご報告する。

 資料13の下の参考のところに書いているように、毎年開催される世界遺産委員会の第34回ということで、7月25日の18時に開会され、8月3日の18時30分に閉会している。我々は7月29日の夕方から参加した。開催場所はブラジルのブラジリアで、187の国と地域から約800人が参加し、世界遺産登録の新規案件や変更についての審議が行われた。荒れる世界遺産委員会であり、非常に討論が長引き、石見銀山遺跡が取り扱われるのを首を長くして待ち構えていたが、結局、最終日の前日の8月2日、現地時間の昼頃に取り上げられ、その変更について了承された。

 それから、最終日において全体の審議結果の決議を取るが、このときにも変更を了承された。変更の概要については、これまでにご説明してきたとおり、範囲が442.4ヘクタールから529.13ヘクタールに拡大したということである。

 

 


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