（大矢社会教育課長）

　報告第３８号「第３４回全国高等学校総合文化祭」結果報告についてご報告する。

　８月１日から５日まで宮崎県で開催された全国高等学校総合文化祭で、資料１０の１のような入賞が出たので、ご報告する。宮崎県では口蹄疫の問題があり、開催が大変心配されていたが、事態が治まったこともあり、島根県内からは県立２０校、私立４校の合わせて２４校、２２８人の生徒が１４部門に参加した。その内、演劇部門で三刀屋高等学校が「オニんぎょ」という童歌に隠された謎をだどる幻想的な作品を演じ、全国２位の賞にあたる文化庁長官賞を受賞した。また、郷土芸能部門では、浜田商業高等学校が「神迎（かんむかえ）」という演目で、３位にあたる優良賞を受賞した。三刀屋高等学校の演目については、８月２８日、２９日に東京の国立劇場大劇場での上演が決まっている。

　なお、三刀屋高等学校は一昨年も２位に入っているので、近年２度目の受賞ということである。

（北島委員長）

　郷土芸能部門というのは神楽のことか。

（大矢社会教育課長）

　そうである。これは神楽の「神迎（かんむかえ）」という演目である。

（北島委員長）

　三刀屋高等学校の演劇部は全国レベルになってきたということか。

（大矢社会教育課長）

　今回は１，７７３校の内の第２位ということで、大変輝かしい成績だと思っている。