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議決第11号

 

(小林高校教育課長)

 議決第11号島根県教育課程審議会に対する諮問についてお諮りする。

 資料1の1の2の諮問理由のところに書いているが、学習指導要領が改訂される時期に、まず教育課程審議会に小学校、中学校、高校、特別支援学校等の教育課程の望ましい編成と実施について諮問し、これについては既に方針をいただいた。

 学習指導要領改訂作業の際に、入学者選抜方法いわゆる高校入試であるが、この改善について諮問を行っている。平成23年から小学校、24年から中学校、25年から高校ということで、25年度入試を念頭に置いているが、今回の諮問の結果、早急に改善の必要な部分があれば、24年度入試からの改善も考えているところである。

 3の検討すべき具体的事項は、(1)各高等学校、各学科等の特色に配慮した選抜方法についてということで、面接等の内容、あるいは個人調査報告書いわゆる内申書と呼ばれるものだが、これと学力検査との比率についてなどである。(2)個人調査報告書の記載内容とその利用について、(3)推薦入学、スポーツ・文化特別選抜、あるいは中高一貫教育校の特別選抜のあり方等についてであり、募集人員や選抜方法あるいは出願資格等についても検討いただきたいと思っている。(4)は多様な生徒に対する入学者選抜についてである。例えば、帰国生徒、県外からの出願、あるいは特別な支援が必要な生徒等の入学者選抜についての検討もお願いしたいと思っている。(5)の受検機会の複数化については、現在、島根県では出願時に第1志望と第2志望を書くようにしているが、この第2志望校制度について、あるいは定時制課程でやっている2時募集についてということである。(6)はその他であり、以上のような事項を諮問をし、答申をいただきたいと思っている。

 今後の予定は、1の2をご覧いただくと、本日議決いただければ、9月に第1回の審議会を開催し、中学校あるいは高校の現場の教員で専門調査員会を設け、そこで3回程度検討を行い、これを受けて、第2回の審議会を行い、再び専門調査員会を開催した後、第3回の審議会という形で進めて参りたいと思っている。

 1の3は、教育課程審議会の委員名簿である。教育課程審議会規則というものがあり、各界有識者の方に委員になっていただき、多様な観点からご意見をいただくことにしているので、各界からご推薦いただいた16名の委員で審議会を構成したいと考えている。

 

 


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