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報告第3号

 

(小林高校教育課長)

 報告第3号平成22年3月県立高校卒業者の就職内定状況についてご報告する。

 資料4の一番上の表をご覧いただきたい。一番下の欄であるが、平成21年度について、3月末時点の状況は、県立高校卒業予定者5,386人に対して、就職希望者の内定率は99.1%である。内訳は、その下のグラフを見ていただいた方がわかりやすいと思うが、四角の記号が全体で99.1%、上の丸印は県外への就職希望者の内定率で、結果的に3月末で100%という数字になった。県内の就職内定率は、三角の印で98.7%であり、県外と県内を合わせて平均が99.1%という状況になっている。

 高校生の就職については、大変心配していたが、結果的に前年の97.0%と比べると、2.1ポイントの増になっているところである。大変厳しい状況ではあったが、いろいろな形で県内就職支援施策が実施され、そういった意味で県内就職が伸びたと考えている。

 上の表の一番右の欄であるが、3月末時点で就職未内定者数は9名である。その内容としては、女子生徒で事務職を希望していたが、なかなか希望の職種がないなどの状況である。現在、もう既に卒業しているわけだが、卒業した高校、ハローワーク、あるいは今年の1月から中小企業支援事業というものもやっており、これは5月末まで有効であるので、何とかこの9名の未内定者についても就職支援をするように、今度の県立学校校長会等でも指導していきたいと思っている。

 結果的にかなり高い数字は出たが、皆さんご承知のとおり、非常に就職が厳しい状況であり、表の2つ目の就職希望者数の欄を見ていただくと、平成20年度までは全体に占める就職希望者数が20数%であったが、昨年度は18.5%に落ちている。従って、内定率が非常に高くなったと喜んでばかりはいられず、専門学校や短大や大学へ進路を切り替えているという状況が予想されるので、今年度はいろいろな関係機関と連携して、早めに対策を打っていきたいと思っているところである。

(石井委員)

 大変ご尽力なさったことがよくわかったが、未内定者9名について、また6月頃にどうなったかということをご報告いただきたい。

 

 


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