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報告第97号

 

(鴨木総務課長)

 報告第97号平成21年度2月補正予算案(経済対策)の概要についてご報告する。

 今年度の2月補正予算であるが、2月定例県議会に補正予算を出すやり方として、経済対策をまず先に出して、年度の不用額などの調整のための通常の2月補正は別に出すということで、経済対策分として、教育委員会所管で4億7,000万円余である。全庁では、公共事業などを含めて265億円の中の教育委員会分が4億7,000万円ということである。関係する課は、教育施設課と生涯学習課である。

 資料14の2に具体的な事業を掲げているが、一つは教育施設課の平成22年度当初予算で予算要求をしていたものを経済対策の観点で前倒しをして、平成21年度2月補正の経済対策に計上し直すというものがこのインフラ整備である。内容はバリアフリー化と大規模修繕で4億5,500万円余である。

 それに加えて、宍道高等学校に太陽光発電の設備を置きたいということで、これも経済対策の観点で、このようなエコロジーの理解と関心を高めるために設置するもので、5,800万円余である。今年4月に生涯学習推進センターをサン・レイクに移転して、東部社会教育研修センターとしてスタートするが、その関係の移転経費に380万円余、これも平成22年度当初予算で要求していたものが経済対策の観点で前倒しということで、2月補正に回ってきたものである。

 なお、6月経済対策精算分とあるが、平成21年度の6月議会で前政権のもとで編成された経済対策に呼応する補正予算を組んでいたが、精査して、今年度中に執行見通しのないものなどを減額するものである。

 なお、インフラ整備が4億5,500万円、そして太陽光発電が5,800万円、生涯学習センターの300万円余のこれらはいずれも平成21年度の補正予算として組むが、工期が年度内にはとれないため、全額、実際には平成22年度に行う。予算としては2月補正予算で計上し、繰越の手続をとって、実際の仕事は平成22年度に経済対策という観点から、できるだけ早期に竣工させるという趣旨で行いたいというものである。

 

 


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