（大矢生涯学習課長）

　報告第２７号実証！「地域力」醸成プログラムモデル公民館の選定についてご報告する。

　６月１６日に県庁講堂で教育委員にも出席していただき、今年度の企画プレゼンテーション大会を開催したところである。

　この事業は、地域住民自らが地域の問題解決のために主体的に学習し、実践する力、そうした地域力の重要性について世論喚起することを目的としている。事業内容、予算については資料のとおりである。このプレゼンテーション大会は、県内の公民館職員などの社会教育関係者、市町村職員、県職員も含め、県庁講堂を埋め尽くす２００名程度の多くの参加者があり、地域力醸成を目指す公民館の熱意や意欲を体感できたところである。今後の公民館活動の方向性を考える貴重な機会となっており、また、公民館職員の貴重な研修の場であり、切磋琢磨する場にもなっている。

　１９年度から２１年度までの３年間の事業を予定しており、１９年度は１２件、２０年度１２件、今年度は１３件の選定をし、３年間で３７件、複数の連携する事業もあるので７４館の関係公民館がある。３０６館のうちの７４館になっている。３年間でマスメディアでも報道され、公民館活動に関する情報発信が拡大した。モデル事業の関係者は２万６，０００人余という集計結果になっている。３年間の事業評価を踏まえ、今後の事業推進のあり方について検討をしていきたいと思っている。