(菅原健康づくり推進室長)

　報告第１９号平成２１年度「子どもの生活習慣づくり」実践事例発表会についてご報告する。

　子どもたちの生活習慣を確立することはすべての学びを支える基盤であるという考え方のもと、健康づくり推進室はこの２年間、フォーラム等様々な取り組みを行ってきたところである。

　昨年度の生活習慣に関する取り組み状況の調査では、９割を超える小・中学校でアンケート等の意識調査や、生活習慣チェックカードによる意識化、学校だより等による啓発が行われているが、ＰＴＡや地域、他の団体等の連携については取り組みが余り進んでいない状況である。そこで、今後の生活習慣改善の取り組み推進のかぎは連携、家庭、学校、地域の連携、専門機関との連携、学校同士や異校種間の連携などにあると考え、取り組みの一つとして子どもの生活習慣改善実践事例発表会を開催することとした。今後、連携をどのように図っていくのか、子どもの生活習慣づくりにどう取り組むのか、２つの実践事例とパネルディスカッションをもとに参加者全員で考えるとともに、すぐれた実践事例を普及しようというものである。パネルディスカッションにはパネリスト、そして教育長も参加してもらうこととしている。また、１１月１５日には隠岐の島町でも同様の実践事例発表会を計画している。