(秋利義務教育課長)

　報告第１７号平成２２年度島根県公立学校教員採用候補者選考試験の出願状況及び第一次試験についてご報告する。

　本年度教員採用候補者選考試験の新規採用教員の実施要綱について５月の教育委員会会議で報告したところであるが、５月２２日から６月２日までの出願期間を終え資料のとおり出願状況がまとまった。

　出願者数は今年度採用予定者数を３０人程度増やしたこともあり、昨年度よりも５４名多い１，３１７名、倍率は昨年度の８．７倍に対して今年度７．４倍で、倍率的には低くなっている。今年度、小学校と高等学校等の採用予定者数が増えた校種は出願者数も増えている状況である。

　教諭・講師等経験者を対象としたシニア枠を新たに設けたところ、小学校２７名、中学校６名、特別支援学校６名、養護教諭８名の合計４７名の出願があった。そのうち２８名が４５歳以上であり、３名を除いた４４名が県内の在住者である。身体に障害のある者を対象とした募集枠は昨年度は２名であったが、今年度は１名の出願であった。

　石見・隠岐地域の教育確保を目的として設けている募集枠は、小学校は昨年より１８名多い１５８名、中学校は昨年より２４名多い１１６名、特別支援学校小学部教諭の石見地域募集枠は昨年より２名多い３名の出願があった。

　第一次試験の免除者は現職教諭の者で２８名であった。

　第一次試験について、７月１９日（日）に一般教養・教職教養、適性検査、専門教養試験、７月２０日、２１日に面接試験ということで、８月１０日に試験結果を発表したいと考えている。