報告第57号
(瀧野健康づくり推進室長)
報告第57号県内の学校給食における事故米穀混入の疑いがある加工食品の使用について御報告する。
14ページをご覧いただきたい。県内の学校給食に事故米を使った疑いがある加工食品を使用していることが判明したため、9月24日現在で調査を行った。
島田化学工業ででん粉をつくるときに事故米が混入したのではないかという疑いがあり、その疑いがかかっている期間が示された。そして、その期間につくられたでん粉が、すぐる食品に入ったのではないかという疑いがあるという情報が流れた。
その下の枠括弧の中の7品目について、学校給食の中に取り入れられていた。食数にすると2万5,228食である。事故米というのもいろいろあるが、農薬ではなくカビ米だという情報が流れている。カビ米の中でアフラトキシンというものが一番強い毒素があるが、それは検出されていない。
14の2ページに学校名をすべて挙げているが、いずれも健康被害の報告はない。
現在刻々と情報が変わっており、調査中というものがだんだん明らかになる部分もあるが、かなり前のことなのでなかなか記録が残っていない。グレーのものが黒に確定できたというところは発表があるが、白になったというところはなかなか出ないので、一応この数字のまままとめている。
(石井委員)
学校一覧の中のグループ分けはどういった意味があるのか。
(瀧野室長)
調理場別に分けている。
(七五三委員)
学校給食という食育の現場にそういった事故米が使われる事態になるというのはとんでもない話である。これは島根県教育委員会だけのことではなく、国政の問題だと思うが、厳しく追及していかなければならない。
(山根委員)
食材の入荷先の決定は誰が行っているのか。
(瀧野室長)
学校の栄養職員や栄養教諭が相談して決めている。
(石井委員)
市町村教育委員会で入札するわけではないのか。
(瀧野室長)
市町村で集まって献立相談をされることもあるが、基本的には調理場で決定している。
(七五三委員)
学校給食会の責任で危険な食材は排除しなければならないのではないか。
(瀧野室長)
島根県学校給食会を通して入れる品物については、学校給食会から業者へ年に何回か検査の報告を求め、安全を確認している。ただ、給食会を通さない食材もあるので難しい面がある。
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