（河原高校教育課長）

　報告第４３号平成２１年度使用県立高等学校教科用図書の採択結果について御報告する。

高校の教科書採択の基本方針については、５月１９日の教育委員会に附議して決定をもらっているところである。その基本方針に基づき、高等学校の場合は基本的に各学校で選定し、県教委において適切かどうかを判断して決定していくことになっている。

　本年度については、３年生を中心に採択する年度でほとんど新規採択はないが、例えば数学IIIで新規が５つあるという形で出てきている。

　一番右下のところを見てもらうと、文科省の検定済みと文科省の著作教科書が合わせて９２５発行されているが、本県では６１９点を使用している。そのうち来年度新規のものが３５点あるということである。

　なお、竹島の記載については、本年度をもって邑智高校が閉校するため、邑智高校を除く学校と言っていたが、来年度からはすべての学校で竹島についての記載のある教科書を使用することになる。

　なお、高校の教科書の採択については５月にも申し上げたが、教育長専決事項で採択し、各学校へ採択の決定通知をしたい。

　なお、例年同じ時期に特別支援学校関係分についても報告しているが、今年度は事務手続が遅れているため、次回教育委員会で報告する。