（伊藤総務課長）

　報告第24号島根県総合教育審議会委員の委嘱についてご報告する。

　審議会の構成であるが、資料１の１のとおり１号から５号委員という形で規定がされている。１号委員は学識経験者、２号委員は市町村長、市町村教育委員会委員長、市町村教育委員会教育長、３号委員は教育関係団体役職員、４号委員は公募委員、５号委員はその他必要と認める者という分類がされている。それぞれの各号の委員を選出することになっており、今回は合計１２名を選出したいと考えている。

　女性委員の登用について、県で統一的な取決めがあり、委員数の４０％について女性委員を登用することとなっている。今回の委員委嘱については、５名を考えている。

　１号委員は学識経験者ということで、大学又は短期大学の教授、学長の経験者、２号委員は海士町教育委員会教育長、３号委員は県ＰＴＡ連合会母親委員会委員長、５号委員は様々な分野において識見の高い方をそれぞれ選出している。

　４号委員の公募委員は７名の応募があり、小論文、面接での選考を経て２名の方に決定したところである。

　なお、委員の任期は２年で、平成１９年９月１日から平成２１年８月３１日までである。

（北島委員）

この審議会はどういう性質なのか。

（伊藤総務課長）

　条例設置されている審議会であり、条例上の担任事務としては、教育の総合的な施策の推進に関する重要事項を調査、審議することである。具体的には、平成１６年にしまね教育ビジョン２１を制定しており、これは１０年間の教育の基本的な方向性について定めた計画であるが、総合教育審議会において大所高所から議論をしてもらい、それを受けて教育委員会として計画を策定している。