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2001(H13)年 <  2002(H14)年 年報  > 2003(H15)年
目次I.概要II-1.発生状況の解析II-2.患者情報(週報)II-3.患者情報(月報)III.検査情報
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
島根県感染症情報(月報) 11月(11/4〜12/1)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
4類感染症の日本紅斑熱が2名(出雲圏域)、破傷風が1名(出雲圏域)、レジオネラ 症が1名(大田圏域)報告されています。 今月の腸管出血性大腸菌感染症の報告はありませんでした。

2)インフルエンザおよび小児科定点報告
○インフルエンザ 11月最終週に出雲から6件の報告がありました。
○感染性胃腸炎 (27)。全県で例年より早く大流行となりました。大田(47)、浜田(46)からの報告が特に多いです。
○水痘 (8)。多発期となり、益田(18)、雲南(17)、出雲(12)で多くなっています。
○流行性耳下腺炎 (3.6)。雲南で流行していましたが、減少しました。出雲、隠岐、松江でやや多く報告されています。
○A群溶連菌咽頭炎 (1)。多発期に入り、漸増しています。浜田からの報告がやや多くあります。
○手足口病 (0.6)。ほぼ消退しましたが、浜田(4)から報告があります。
○ヘルパンギーナ (0.3)。出雲で散発していますが、他の圏域は消退しました。

発生推移グラフ
凡例

3)眼科定点報告
 流行性角結膜炎が松江・出雲・浜田圏域から4件報告されています。

4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症と淋菌感染症が引き続いて多く、それぞれ6件報告されています。また、両疾患とも 20〜40歳代に感染がみられています。

5)基幹病院報告
○マイコプラズマ肺炎 :松江で1件(1月からの累計30名)、雲南で3件(同33件)報告されました。
○無菌性髄膜炎 :松江で2件ありました。全国的に大流行しましたが、本県では少ない報告でした。
○メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :今年では9月に次いで少ない報告でした。全体に漸減しています。
○ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :東部、西部で昨年1月以降で最多でした。昨年は年間118件でしたが、 今年は既に195件となり、全体に漸増しています。
○薬剤耐性緑膿菌感染症 :中部から約2年ぶりに1件の報告がありました。

2.病原体検出情報(11月までの検出結果)
 コクサッキーB2型ウイルスがB4型と入れ替わるように無菌性髄膜炎、咽頭炎、ヘルパンギーナから分離され ています。コクサッキーA群では季節はずれの9月以降A5型ウイルスがヘルパンギーナ、咽頭炎、手足口病から 分離されています。感染性胃腸炎からNV(小型球形ウイルス:SRSV)、A群ロタウイルスが例年よりはやい時期 の10、11月から検出されています。特にNVは感染性胃腸炎流行の中心となっています。  細菌では11月の感染性胃腸炎から病原性大腸菌が多く分離されています。

2002年9月 から 2002年11月まで の診断名別病原体検出数:島根県(保環研 感染症疫学科)
ウイルス名アデノ腸管アデノコクサッキーAコクサッキーBエコームンプスA群ロタSRSVサルモネラ病原性大腸菌合計
15561216241318EPEC
咽頭結膜熱        1       1
感染性胃腸炎1 2   1   1 5281544
手足口病   2            2
ヘルパンギーナ   21  13       7
無菌性髄膜炎       12141    9
咽頭炎31 6 1 9        20
流行性耳下腺炎           2    2

島根県感染症情報センター