令和6年度島根県「HIV検査普及週間」について
- エイズ動向調査委員会の発表によると、令和5 年の新規 HIV 感染者・エイズ患者報告数は 速報値669 件で前年より増加していますが、新型コロナウイルス感染症流行以降減少していた検査件数が回復していることが影響している可能性がある点に留意し、今後の状況を注視していく必要があります。
- 島根県においては、令和5年に2件、令和4年に3件、令和3年に4件、令和2年に1件の報告があります。
- HIV感染症は、抗HIV薬を用いた多剤併用療法(HAART:HighlyActiveAntiRetroviralTherapy)の導入によって、適切な医療の元で管理できる病気になっています。
- 全国のHIV感染者・エイズ患者の新規報告の中で、エイズを発症して報告される事例が約3割のまま推移しており、長い間感染に気がつかずに検査機会を逃した方が多くいることが推測されます。
- HIV感染をできるだけ早期に発見すること、その検査の機会を逸しないようにすることが重要となっています!
- これまでも島根県を含め全国の保健所では、無料・匿名でHIV検査を行ってきました。島根県の保健所では、同検査の件数が令和2年に141件、令和3年に120件、令和4年に130件、令和5年に108件となっており、減少しています。利用者の利便性を配慮した検査・相談体制の構築が求められています。
- 全国の保健所でのHIV検査件数・相談件数は過去最高であった平成20年を大きく下回る状況が続いており、社会のHIVへの関心の低下が懸念されます。
- 厚生労働省・(財)エイズ予防財団の主唱により、「HIV検査普及週間」が創設されました。
- 島根県としてもこの趣旨に則り、利便性の高い時間帯に配慮した検査・相談体制の充実を図り、県民一人ひとりがHIV感染症やエイズに対して関心を持てるよう、HIV検査のさらなる浸透・普及を図る機会とするものです。
期間
- 令和6年6月1日(土曜日)から7日(金曜日)
主催
- 島根県
検査普及週間中の取組
- 各保健所における時間外検査・相談体制の充実
※検査は予約が必要です。まずは電話で御相談下さい。
(予約状況等により、当日予約には対応できない場合がありますので、検査の前日(月曜日の検査については金曜日)17時までに
御予約いただきますようお願いします。
※検査会場は各保健所です。
※業務上の都合により、日時が変更になる場合があります。
2.HIV検査の普及・啓発
・ホームページ、広報誌等により広報します。
関連情報
お問い合わせ先
薬事衛生課
島根県健康福祉部薬事衛生課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 (事務室は松江市殿町2番地 第2分庁舎3階にあります) TEL: 0852-22-5260(水道係) 0852-22-6530(感染症対策係) 0852-22-5259(薬事係) 0852-22-6529(営業指導係) 0852-22-6292(食品衛生係) FAX: 0852-22-6041 0852-22-6905(感染症対策係) yakuji@pref.shimane.lg.jp