取り組もう、再配達削減!
2024年(令和6年)4月からは、トラックドライバーの「働き方改革」の法律が適用され、現状のままの運び方が難しくなります(物流の「2024年問題」)。
再配達の削減に向け、消費者も荷物を受け取る立場としてできることがあります。
宅配便を利用するときのアクションをご紹介します。
背景
近年、多様化するライフスタイルとともに電子商取引(EC)が急速に拡大し、令和4年には電子商取引(EC)市場が全体で22.7兆円規模、物販系分野で13.9兆円規模となっています。
また、ECの拡大に伴い宅配便の取扱個数は約50億個(令和4年度)となっています。
昨年6月に取りまとめた「物流革新に向けた政策パッケージ」では、令和6年度の再配達率を半減することとしており、関係省庁や宅配事業者、EC事業者等が連携し、再配達削減に向けた取組みを推進しています。
参考:「物流革新に向けた政策パッケージ」(令和5年6月2日我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議決定)(外部サイト/内閣官房HP)
消費者としてできること
宅配便を利用するときのアクションはこんなにあります。
・宅配ボックス・置き配を活用しよう
・自分が1回で受け取れる日時・場所を指定しよう
・配送状況の通知アプリを活用しよう
・まとめ買いで配送回数を減らそう
・急ぎ便は状況に応じて使い分けよう
・コンビニ受取りを活用しよう
・街なかにある宅配ロッカーを活用しよう
参考
物流革新「まるっと減らそう!再配達」篇(外部サイト/政府広報オンライン)
再配達削減啓発リーフレット(外部サイト/関係省庁)(PDF/358KB)
物流の「2024年問題」と「送料無料」表示について(外部サイト/消費者庁)
注意点
一方、国民生活センターでは「置き配でのトラブル」や、「宅配便業者を装った不在通知の偽SMS」について注意喚起をしています。
下記リンクをよく読み、メリットとデメリットを理解して、賢く利用しましょう。
・「置き配」でのトラブルに注意(外部サイト/国民生活センター)(2022年6月14日公表)
・宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSに注意しましょう~URLにはアクセスしない、ID・パスワードを入力しない!~(外部サイト/国民生活センター)(2020年11月26日)
お問い合わせ先
環境生活総務課消費とくらしの安全室
〒690-0887 島根県松江市殿町8番地3(島根県市町村振興センター5階) TEL(消費生活相談/専門相談員が対応します):0852-32-5916 TEL(行政へのお問い合わせ)0852-22-5103,6787,6216 FAX(共通):0852-32-5918