乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて
乳児用の調整粉乳は、製造工程で無菌にすることができません。
また、衛生的に調乳されないと、病原菌に汚染されて赤ちゃんの健康を害する恐れがあります。
今般、世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)が「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」を作成しましたので、医療機関や家庭等で調乳をする時は、こちらのガイドラインを参考にして、衛生的に調乳を行っていただきますようお願いいたします。
【本ガイドラインにおける乳児用調製粉乳の調乳のポイント】
(乳児用調製粉乳を使用する父母の方々へ)
○乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は70℃以上を保つこと。
(注)高温の湯を取り扱うので、やけどに注意すること。
○調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄すること。
※乳児用調製粉乳の哺乳ビンを用いた調乳方法の詳細については、「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインの概要」(PDF:238KB)を参照してください。
・本ガイドラインは、乳児用調製粉乳について、製造工程で無菌にすることは困難であり、また、開封後に病原微生物に汚染されるおそれもあることから、乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いの方法を定めたものであること。
特に、Enterobactersakazakiiによる乳児のリスクを最小限に抑えるために作成されたものである。
・本ガイドラインの対象となる乳児は12ヶ月齢以下の乳児であること。
【関係リンク先】
お問い合わせ先
薬事衛生課
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