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ボツリヌス食中毒対策について

  平成24年3月にボツリヌス菌を原因とする食中毒が発生しました。

  原因食品は、気密性のある容器包装詰めの要冷蔵食品でした。

  

 

ボツリヌス食中毒とは    

 【ボツリヌス菌とは】

  土壌中に広く分布しており、真空(酸素がない状態)の条件で増殖し、強い毒素を作ります。

  また、致死率の高い恐ろしい細菌として知られています。

 

 【どのような症状が起きるのか】

  ・症状は喫食後8から36時間後に現れ、吐き気、嘔吐などの他、脱力感、倦怠感、めまいなどを発症する等です。症状が進むと物が二重に見えたり、まぶたが下がったり、四肢が麻痺したりします。最悪の場合、呼吸困難などを引き起こして死亡することがあります。

 

 【どのような食品が原因になるのか】

  ・これまでの発生事例では、「いずし」、「自家製缶詰」、「輸入キャビア」、「自家製の魚の燻製」などがあります。

  ・また、真空包装した食品なども原因となることがあります。

 

 

消費者のみなさまへ

  真空包装など気密性容器に密封されていても、冷蔵が必要な食品があります。

   

   ・食品を保存するときには、表示をよく見て適切な温度で保存しましょう。

   ・容器(缶詰、真空パック)が膨張している場合や異臭(酪酸臭)がある場合は食べないようにしましょう。

  

   ※密封した自家製の食品でもボツリヌス食中毒のリスクがありますので、冷蔵(10℃以下)保管の徹底など温度管理には十分に注意しましょう!

 


お問い合わせ先

薬事衛生課

島根県健康福祉部薬事衛生課
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(事務室は松江市殿町2番地 
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