日時：令和５年１１月２日（木）１３時〜１6時

会場：雲南合同庁舎５階５０３会議室（雲南市木次町里方５３１番地１）他

目的：地震発生時に、管内の震度状況に応じたパトロール体制の確保や、施設被害やがけ崩れ等が発生した際の情報収集および伝達を、迅速かつ円滑に実施するため、実践に即した災害対応訓練（初期対応）を行うもの

訓練項目：

１．現地パトロール訓練

２．ドローンによる災害調査訓練

３．ドローン・災害情報収集アプリを活用した被害報告訓練

４．道路規制システム操作訓練（訓練モード）

５．雲南市ドローンチームとの連携訓練

６．雲南地区災害対策本部土木部会議の開催訓練（web方式、被害状況とりまとめ・資料作成）

参加機関：雲南県土整備事務所（本所・仁多）、雲南市ドローンチーム

内容：

　雲南県土管内で震度６弱の地震が発生して大規模斜面崩壊や道路施設等の被害が発生したと想定し、被害情報の収集および伝達方法の手順を確かめるとともに、地区災害対策本部会議に向けた資料作成や会議開催方法の確認を行いました。

　道路パトロール訓練では、１１班体制で緊急点検を実施し、点検結果に応じた道路規制を決定し、システム入力する一連の流れを確認しました。

　被害情報の伝達は、災害情報収集アプリ等を活用し、原則現場からの通信により行いました。また、ドローンのライブ映像の伝送訓練も行いました。

　ドローンによる災害調査訓練は、雲南県土で保有する４基全てを出動させ、大規模災害が発生した際の情報収集体制を確認しました。また、広域な被害発生に備え、雲南市ドローンチームと連携し、調査エリアを分担して災害調査を行う訓練も行いました。

　地区災害対策本部土木部会議は、web方式で雲南県土本所、仁多土木、雲南市を繋いで開催し、被害情報や今後の対応を共有する訓練を実施したほか、現場からドローンのライブ映像を中継し、本部との応答状況を確認しました。

【訓練：地区災害対策本部土木部会議の様子】