島根県津波浸水想定図(平成29年3月)
津波浸水想定
平成23年12月に「津波防災地域づくりに関する法律」(平成23年法律第123号)が施行され、これに伴い国が設置した「日本海における大規模地震に関する調査検討会」が平成26年8月に公表した調査結果を踏まえ、島根県では、地域特性を踏まえた地震津波浸水の想定を検討するため、学識経験者等からなる「島根県地震津波防災対策検討委員会」を設置し、検討を進めてきました。
このたび、当委員会のご意見を踏まえ、同法第8条第1項に基いて、「最大クラスの津波」に対して総合的防災対策を構築する際の基礎となる津波浸水想定を設定しました。
津波の特性
島根県津波浸水想定図
留意事項
- 「津波浸水想定」は、最大クラスの津波が悪条件下において発生した場合に想定される、浸水の区域(浸水域)と水深(浸水深)を表したものです。
- 「津波浸水想定」は、津波防災地域づくりに関する法律第8条第1項に基づいて設定するもので、津波防災地域づくりを実施するための基礎となるものです。
- 「津波浸水想定」は、避難を中心とした津波防災対策を進めるためのものであり、津波による災害や被害の発生範囲を決定するものではないことにご注意ください。
- 「最大クラスの津波」は、現在の科学的知見を基に、過去に実際に発生した津波や今後発生が想定される津波から設定したものですが、これよりも大きな津波が発生する可能性がないというものではありません。
- 浸水域や浸水深は、局所的な地面の凹凸や建築物の影響のほか、地震による地盤変動や構造物の変状等に関する計算条件との差異により、浸水域外でも浸水が発生したり、浸水深がさらに大きくなったりする場合があります。
- 浸水域や浸水深は、津波の第一波ではなく、遅れて来襲する第二波以降に最大となる場所もあります。
- 砂浜や河川内の州などは常に形や標高が変動するため、実際の浸水域、浸水深も変化します。
- 今後、数値の精査や表記の改善等により、修正の可能性があります。
津波浸水想定について(解説)
島根県津波浸水想定図(「マップonしまね(外部サイト)」のトップへ)
津波災害警戒区域
島根県では、津波災害警戒区域を指定しています。
詳細は下記をご覧ください。
https://www.pref.shimane.lg.jp/bousai_info/bousai/bousai/suibo/tsunamisaigaikeikaikuiki/tsunamisaigaikeikaikuiki.html (土木部河川課ホームページ)
<指定市町村>
松江市、浜田市、出雲市、益田市、大田市、安来市、江津市、海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町
津波浸水想定に関するお問い合わせ先
(農村振興局所管海岸)
農林水産部農地整備課
TEL(0852)-22-6537
FAX(0852)-22-6035
(水産庁所管海岸)
農林水産部漁港漁場整備課
TEL(0852)-22-5319
FAX(0852)-22-6048
(水管理・国土保全局所管海岸)
土木部河川課
TEL(0852)-22-6747
FAX(0852)-22-5190
(港湾局所管海岸)
土木部港湾空港課
TEL(0852)-22-6488
FAX(0852)-31-6247
お問い合わせ先
防災危機管理課
島根県防災部防災危機管理課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 電話 0852-22-5111(県庁代表) 0852-22-6353 FAX 0852-22-5930 e-mail: bosai-kikikanri@pref.shimane.lg.jp