平成25年度病院事業会計決算の概要
1.中央病院
(1)事業概要
●県内全域をエリアとした三次医療を担う基幹的病院として、高度・特殊・専門医療を提供するとともに、地域医療への支援などの役割を果たした。
●救命救急センター、総合周産期母子医療センター、地域がん診療連携拠点病院機能を有するとともに、ドクターヘリの基地病院として救命救急医療に取り組んだ。
●患者数等の状況
●患者数等の状況
診療科数:24科病床数:679床
単位:人 |
H25年度 |
H24年度 |
比較増減 |
---|---|---|---|
入院患者数 |
199,391 |
207,803 |
▲8,412 |
外来患者数 |
272,809 |
282,716 |
▲9,907 |
上記のうち救急患者数 |
22,967 |
24,720 |
▲1,753 |
(2)収益的収支
収益
●医業収益は、患者数の減少により前年度比421百万円の減収
・入院収益:376百万円の減収
・外来収益:43百万円の減収
●医業外収益は、一般会計負担金の減等により前年度比145百万円の減収
費用
●医業費用は、給与費等の増により前年度比70百万円の増
・給与費:退職者数の増による退職給与費の増等により98百万円の増
・材料費:患者数の減による薬品費の減等により289百万円の減
・経費:給食業務委託開始による委託料の増等により165百万円の増
●医業外費用は、企業債利息の減等により前年度比77百万円の減
純損益
●純損失は前年度比604百万円増の988百万円(累積欠損金は14,537百万円)
(3)資本的収支
●収入は企業債や企業債償還金に充当する一般会計出資金等で2,393百万円
●支出は職員宿舎建設等の建設改良費や企業債償還金等で3,887百万円
●収支不足額1,495百万円については、過年度分損益勘定留保資金等により補てん
(4)貸借対照表
●期末現金預金残高は8,228百万円で、未払金の増等により前年度比57百万円の増
2.こころの医療センター
(1)事業概要
●県の精神医療の基幹的病院として精神科救急・急性期医療や児童・思春期の精神疾患治療を行った。
●地域医療への支援強化という観点から、県の事業である「子どもの心の診療ネットワーク事業」の拠点病院として事業に取り組んだ。
●患者数等の状況
診療科数:3科病床数:242床
単位:人 |
H25年度 |
H24年度 |
比較増減 |
---|---|---|---|
入院患者数 |
67,526 |
69,315 |
▲1,789 |
外来患者数 |
25,663 |
26,975 |
▲1,312 |
上記のうち救急患者数 |
205 |
209 |
▲4 |
(2)収益的収支
収益
●医業収益は、患者数の減少や院外処方の導入により前年度比89百万円の減収
・入院収益:9百万円の減収
・外来収益:79百万円の減収
●医業外収益は、一般会計負担金の増等により前年度比32百万円の増収
費用
●医業費用は、給与費等の減により前年度比263百万円の減
・給与費:退職者数の減による退職給与費の減等により149百万円の減
・材料費:院外処方の増による薬品費の減等により65百万円の減
●医業外費用は、企業債利息の減等により前年度比8百万円の減
純損益
●純損失は前年度比213百万円減の173百万円(累積欠損金は3,524百万円)
(3)資本的収支
●収入は企業債や企業債償還金に充当する一般会計出資金等で359百万円
●支出は統合情報システム更新、若松分校年賦購入費等の建設改良費や企業債償還金等で366百万円
●収支不足額7百万円については、過年度分損益勘定留保資金等により補てん
(4)貸借対照表
●期末現金預金残高は1,030百万円で、未払金の減等により前年度比133百万円の減
お問い合わせ先
病院局
〒693-8555 島根県出雲市姫原4丁目1番地1 島根県立中央病院内 電話:0853−22−5111(代) FAX:0853−21−2975 Eメール:kenritsubyoin@pref.shimane.lg.jp