令和7年第10回調査集計結果

 島根県では、県民の皆さまに対して、臓器移植をはじめとする移植医療に対する理解と関心をさらに深めていただくよう普及啓発を進めています。今後の施策の参考とするため、皆さまのご意見をお聞きしました。

 

 「臓器提供」についての情報はこちら

 

「臓器移植・骨髄バンク」について

 

調査実施期間:令和7年10月6日(月)〜10月15日(水)

調査対象者数:688名(9月29日現在のしまねwebモニター数)

回答者数:502名

回答率:73.0%

 


 

 

 まず、「臓器移植」について伺います。

【問1】臓器移植に関心がありますか。

関心の有無[必須]
順位 関心の有無[必須] 回答数 回答率
1 関心がある 333 66.3%
2 関心がない 159 31.7%
- 未選択 10 2.0%
- 502 100.0%

 

 


 臓器提供の意思表示は、運転免許証・健康保険証・マイナンバーカード・意思表示カード・インターネットですることができます。

 *公益社団法人日本臓器移植ネットワークホームページ(外部サイト)

 臓器提供意思表示欄には、「臓器を提供する」という意思だけでなく、「臓器を提供しない」という意思も表示できるようになっており、どちらの意思も尊重されます。

 本人の意思が不明な場合は、家族が臓器提供をするかしないか決断することになります。自分の死後のことを自らの意思で決めるために、また家族が本人の意思を尊重しながら決断することができるように、生前からよく話し合い、その意思を示しておくことが大切です。


 

【問2】あなたは、臓器を提供する・しないについて意思表示をしていますか。(回答はいくつでも)

意思表示の記入[必須]
順位 意思表示の記入[必須] 回答数 回答率
1 5.いずれも記入・登録していない(問3へ) 345 68.7%
2 1.運転免許証の裏面に記入している(問4へ) 118 23.5%
3 2.マイナンバーカードに記入している(問4へ) 52 10.4%
4 3.臓器提供意思表示カードに記入している(問4へ) 33 6.6%
5 4.インターネットの臓器提供意思登録システムに登録している(問4へ) 1 0.2%
- 回答対象者数 502 -

 

【問3】問2で「5.いずれも記入・登録していない」と回答された方に伺います。その主な理由は何ですか。(回答はいくつでも)

意思表示していない理由
順位 意思表示していない理由 回答数 回答率
1 自分の意思が決まらないから 130 37.7%
2 臓器提供や臓器移植に抵抗感があるから 67 19.4%
3 臓器提供や臓器移植には肯定的だが、意思表示はしたくないから 58 16.8%
4 あとで記入しようと思っていたから 50 14.5%
5 臓器提供をするかどうかは家族に任せたいから 47 13.6%
6 臓器提供には関心がないから 22 6.4%
7 臓器提供やその意思表示についてよく知らないから 19 5.5%
8 拒否の意思を記入したくないから 14 4.1%
8 記入の仕方がよく分からないから 14 4.1%
10 臓器提供やその意思表示に家族が反対するから 12 3.5%
11 意思表示ができるものを何も持っていないから 5 1.4%
12 拒否の意思を記入できることは知らなかったから 4 1.2%
- その他(年齢的に難しいと思ったのなど) 44 12.8%
- 回答対象者数 345 -

 

【問4】臓器提供についてのお考えを伺います。あなたは臓器を提供してもよいとお考えですか。

臓器提供の意思[必須]
順位 臓器提供の意思[必須] 回答数 回答率
1 脳死後、心臓停止後のいずれも提供してよい 205 40.8%
2 心臓停止後のみ提供してもよい 71 14.1%
3 提供したくない 62 12.4%
- 分からない 161 32.1%
- 未選択 3 0.6%
- 502 100.0%

 

【問5】あなたは、臓器提供の意思について、ご家族とお話しをされたことがありますか。

家族との話し合い[必須]
順位 家族との話し合い[必須] 回答数 回答率
1 ない 327 65.1%
2 ある 169 33.7%
- 未選択 6 1.2%
- 502 100.0%

 

【問6】一部の病院では、入院した患者全員に対して、例えば、パンフレットの配布などの臓器提供に関する情報提供がされています。あなたは、あなたご自身あるいはご家族が入院した際に臓器提供に関する情報を知りたいと思いますか。

入院時の情報提供[必須]
順位 入院時の情報提供[必須] 回答数 回答率
1 ある程度知りたい 243 48.4%
2 よく知りたい 111 22.1%
3 あまり知りたくない 101 20.1%
4 知りたくない 41 8.2%
- 未選択 6 1.2%
- 502 100.0%

 

 

 ここからは、「骨髄バンク」について伺います。

 骨髄バンクは、白血病をはじめとする血液疾患で「骨髄移植」などが必要な患者さんと、それを提供するドナーをつなぐため、健康な人のデータをあらかじめ調べて登録しておく制度です。

【問7】あなたは、「骨髄バンク」を知っていますか。

認知度[必須]
順位 認知度[必須] 回答数 回答率
1 1.知っている(問8へ) 448 89.2%
2 2.知らない(問10へ) 51 10.2%
- 未選択 3 0.6%
- 502 100.0%

 

【問8】問7で「1.知っている」と回答された方に伺います。「骨髄バンク」にドナー登録していますか。

ドナー登録の有無
順位 ドナー登録の有無 回答数 回答率
1 2.登録していない(問9へ) 107 23.9%
2 1.登録している(問10へ) 9 2.0%
- 未選択 332 74.1%
- 448 100.0%

 

【問9】問8で「2.登録していない」と回答された方に伺います。「骨髄バンク」に登録していない理由は何ですか。(回答はいくつでも)

登録していない理由
順位 登録していない理由 回答数 回答率
1 痛み、後遺症などの骨髄提供による身体的不安を感じるから 32 29.9%
2 年齢制限により登録できないから 31 29.0%
3 入院費用や休業による収入減などの骨髄提供による経済的不安を感じるから 18 16.8%
4 ドナー登録の方法や骨髄を提供するまでの流れが分からないから 15 14.0%
5 骨髄の提供に抵抗があるから 14 13.1%
6 健康上の理由により登録できないから 13 12.1%
7 ドナー登録会場に行くのが面倒だから 9 8.4%
8 家族の理解が得られないと思うから 4 3.7%
9 職場の理解が得られないと思うから 2 1.9%
10 ドナー登録や骨髄の提供を行う必要性を感じないから 1 0.9%
- その他 14 13.1%
- 回答対象者数 107 -

 

 

 移植医療全般(臓器提供、骨髄移植)について伺います。

【問10】普及啓発に関して、どのような手法が効果的とお考えですか。(回答はいくつでも)

普及啓発の手段
順位 普及啓発の手段 回答数 回答率
1 テレビによる広報 319 63.5%
2 学校の授業・行事 255 50.8%
3 LINEやFacebookなどのSNSによる広報 227 45.2%
4 県・市町村等の広報誌による広報 198 39.4%
5 新聞による広報 172 34.3%
6 各種イベントでのPRコーナーの設置 109 21.7%
6 出前講座の開催(地区単位や会社単位など) 109 21.7%
8 街頭キャンペーンの開催 103 20.5%
9 ホームページによる広報 102 20.3%
10 ラジオによる広報 83 16.5%
11 ケーブルテレビによる広報 72 14.3%
12 シンポジウムの開催 53 10.6%
- その他(有名人のライブ開場でのPRなど) 25 5.0%
- 回答対象者数 502 -

お問い合わせ先

広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5770、6501
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