平成30年度第10回調査集計結果
12月は「地球温暖化防止月間」です。
私たちが日々の暮らしの中で排出している温室効果ガスにより地球の平均気温が上昇しており、今後も平均気温が上昇するにつれて、極端な気象現象が増えることはほぼ確実であると考えられています。
こうした状況を踏まえ、地球温暖化の進行等がもたらす気候変動の影響に対処し、被害を回避・軽減するための「適応策」を推進するため、「気候変動適応法」が平成30年12月1日に施行されました。
島根県では、家庭や事業所での省エネルギー行動などにより、温室効果ガス自体の排出量を削減する「緩和策」に継続して取り組むことはもちろん、「適応策」についても、さまざまな関係者の連携・協働の下、一丸となって取り組むことが重要であると考えており、今後の施策の参考とするため、皆さまのご意見をお聞きしました。
「気候変動の影響及び適応策」について
調査実施期間:平成30年12月3日(月)〜12月12日(水)
調査対象者数:619名(12月3日現在のしまねwebモニター数)
回答者数:331名
回答率:53.5%
【問1】地球温暖化が起きているのは事実だと思いますか。
順位 | 問1の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 事実だと思う | 240 | 72.5% |
2 | どちらかといえば事実だと思う | 53 | 16.0% |
3 | どちらともいえない | 17 | 5.1% |
4 | 事実だと思わない | 11 | 3.3% |
5 | どちらかといえば事実だと思わない | 5 | 1.5% |
6 | わからない | 4 | 1.2% |
- | 未選択 | 1 | 0.3% |
- | 計 | 331 | 100.0% |
【問2】地球温暖化の進行等がもたらす気候変動の影響は、いつ頃から現れると思いますか。
順位 | 問2の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | すでに影響が現れている | 284 | 85.8% |
2 | わからない | 25 | 7.6% |
3 | 影響は現れない | 11 | 3.3% |
4 | 30年後頃から影響が現れる | 5 | 1.5% |
5 | 10年後頃から影響が現れる | 4 | 1.2% |
6 | 20年後頃から影響が現れる | 1 | 0.3% |
7 | 40年後以降から影響が現れる | 0 | 0.0% |
- | 未選択 | 1 | 0.3% |
- | 計 | 331 | 100.0% |
【問3】【問2】で「すでに影響が現れている」とお答えの方にお尋ねします。
どのような事象から気候変動の影響がすでに現れていると思いましたか。(複数回答可)
順位 | 問3の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 気温上昇、猛暑日 | 259 | 91.2% |
2 | ゲリラ豪雨、洪水 | 253 | 89.1% |
3 | 台風、竜巻 | 185 | 65.1% |
4 | 氷河・氷山の減少、海面上昇 | 152 | 53.5% |
5 | 海水面上昇 | 135 | 47.5% |
5 | 四季の期間の変化 | 135 | 47.5% |
7 | 作物、生物分布の変化 | 124 | 43.7% |
8 | 干ばつ・渇水 | 80 | 28.2% |
- | その他(積雪量 など) | 9 | 3.2% |
- | 回答対象者数 | 284 | - |
【問4】地球温暖化の進行等がもたらす気候変動が私たちの生活に及ぼす影響について、不安を感じていますか。
順位 | 問4の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 不安を感じる | 194 | 58.6% |
2 | どちらかといえば不安を感じる | 100 | 30.2% |
3 | どちらともいえない | 18 | 5.4% |
4 | 不安を感じない | 13 | 3.9% |
5 | どちらかといえば不安を感じない | 4 | 1.2% |
6 | わからない | 1 | 0.3% |
- | 未選択 | 1 | 0.3% |
- | 計 | 331 | 100.0% |
【問5】【問4】で「不安を感じる」「どちらかといえば不安を感じる」とお答えになった方に伺います。
地球温暖化の進行等がもたらす気候変動が私たちの生活に及ぼす影響で、あなたが一番不安に感じる影響は何ですか。
順位 | 問5の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 水災害の増加(豪雨による洪水など) | 108 | 36.7% |
2 | 農業への影響(農作物の収穫量や品質の低下など) | 50 | 17.0% |
3 | 生態系への影響(野生生物や植物の生息域の変化など) | 42 | 14.3% |
4 | 土砂災害の増加(豪雨による土砂崩れなど) | 35 | 11.9% |
5 | 熱中症の増加 | 16 | 5.4% |
6 | 水産業への影響(海水温上昇による漁獲量の減少など) | 13 | 4.4% |
7 | 水資源への影響(渇水、水不足など) | 11 | 3.7% |
8 | 感染症のリスクの増加(感染症を媒介する動物等の生息域、活動の拡大など) | 6 | 2.0% |
9 | 水環境への影響(湖沼、河川の水質の悪化など) | 3 | 1.0% |
10 | 観光・レジャーへの影響 | 0 | 0.0% |
- | 未選択 | 1 | 0.3% |
- | その他(子供や孫の世代に様々な悪影響があるのではと心配している など) | 9 | 3.1% |
- | 計 | 294 | 100.0% |
【問6】【問5】で選んだ一番不安に感じる影響に対して、社会で十分な備えができていると思いますか。
順位 | 問6の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | あまり備えができていない | 142 | 48.3% |
2 | まったく備えができていない | 82 | 27.9% |
3 | どちらともいえない | 44 | 15.0% |
4 | ある程度備えができている | 14 | 4.8% |
5 | わからない | 10 | 3.4% |
6 | 十分に備えができている | 0 | 0.0% |
- | 未選択 | 2 | 0.7% |
- | 計 | 294 | 100.0% |
【問7】地球温暖化の進行等がもたらす気候変動の影響について、家族や職場の人、知人・友人と話をすることがありますか。
順位 | 問7の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | ときどきある | 184 | 55.6% |
2 | ほとんどない | 80 | 24.2% |
3 | よくある | 38 | 11.5% |
4 | まったくない | 27 | 8.2% |
- | 未選択 | 2 | 0.6% |
- | 計 | 331 | 100.0% |
【問8】地球温暖化の進行等がもたらす気候変動の影響に関する情報について、十分に提供されていると思いますか。
順位 | 問8の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | あまり情報が提供されていない | 123 | 37.2% |
2 | どちらともいえない | 92 | 27.8% |
3 | ある程度情報が提供されている | 83 | 25.1% |
4 | まったく情報が提供されていない | 18 | 5.4% |
5 | わからない | 11 | 3.3% |
6 | 十分に情報が提供されている | 3 | 0.9% |
- | 未選択 | 1 | 0.3% |
- | 計 | 331 | 100.0% |
【問9】今後、地球温暖化の進行等がもたらす気候変動の影響に関する情報がどのような方法で提供されたらよいと思いますか。(複数回答可)
順位 | 問9の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | テレビ | 285 | 86.1% |
2 | インターネット | 220 | 66.5% |
3 | 新聞 | 212 | 64.0% |
4 | 国・県・市町村などの広報誌 | 172 | 52.0% |
5 | ソーシャルネットワークサービス(SNS) | 114 | 34.4% |
6 | ラジオ | 81 | 24.5% |
7 | セミナーや講演会等 | 67 | 20.2% |
8 | 書籍・雑誌 | 48 | 14.5% |
9 | 特にない | 8 | 2.4% |
- | その他(学校教育など) | 4 | 1.2% |
- | 回答対象者数 | 331 | - |
【問10】地球温暖化の進行等がもたらす気候変動の影響に対処し、被害を回避・軽減するための「適応策」について、県が優先的に進めて行くべき分野は、どの分野だと考えますか。(優先すべきもの3つ以内で選択)
順位 | 問10の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 自然災害(洪水・土砂崩れなど) | 238 | 71.9% |
2 | 農林水産業(食料の供給など) | 184 | 55.6% |
3 | 暮らしの安全・県民生活(家屋や公共交通、ライフラインへの被害、ヒートアイランド現象など) | 142 | 42.9% |
4 | 健康(熱中症、感染症など) | 99 | 29.9% |
5 | 水資源(渇水など) | 67 | 20.2% |
6 | 水環境(水質保全など) | 54 | 16.3% |
6 | 自然生態系(生物多様性の確保など) | 54 | 16.3% |
8 | 産業・経済活動(工場や生産設備への被害、観光産業への影響など) | 15 | 4.5% |
- | その他 | 9 | 2.7% |
- | 回答対象者数 | 331 | - |
【問11】地球温暖化の進行等がもたらす気候変動の影響に対処するため、どの主体が行動(適応策の取組等を実施)しなければならないと思いますか。(複数回答可)
順位 | 問11の回答選択肢 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 行政 | 289 | 87.3% |
2 | 県民 | 156 | 47.1% |
3 | 企業 | 148 | 44.7% |
4 | NPO法人や環境団体 | 65 | 19.6% |
5 | わからない | 16 | 4.8% |
- | その他(大学等研究機関など) | 7 | 2.1% |
- | 回答対象者数 | 331 | - |
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