平成26年度第8回調査集計結果
平成26年8月、広島市において、集中豪雨による大規模な土石流等が発生し、74名の尊い命が犠牲となりました。
平成11年にも同様な災害が広島県で発生しており、それを契機に「土砂災害防止法」が制定されました。
島根県は、広島県に次いで全国で2番目に土砂災害危険箇所が多いことから、土砂災害に対する効果的な周知方法を検討するため、しまねwebモニターの皆さまのご意見をお聴きしました。
土砂災害防止について
調査実施期間:平成27年1月13日(火)〜1月22日(木)
調査対象者数:376名(1月8日現在のしまねwebモニター数)
回答者数:226名
回答率:60.1%
【問1】あなたは、「土砂災害防止法」という法律を知っていましたか。
順位 | 法律の認知度について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | このアンケートで初めて知った | 98 | 43.4% |
2 | 平成26年8月の広島豪雨災害以前から知っていた | 62 | 27.4% |
2 | 平成26年8月の広島豪雨災害の後、初めて知った | 62 | 27.4% |
ー | 未選択 | 4 | 1.8% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
【問2】あなたは、今回のアンケートまでに「ハザードマップ」について知っていましたか。
順位 | ハザードマップ認知度について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 知っていた | 166 | 73.5% |
2 | 知らなかった | 53 | 23.5% |
ー | 未選択 | 7 | 3.1% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
【問3】【問2】で「知っていた」と回答された方にお聞きします。
あなたは、「ハザードマップ」で、ご自宅がどういった場所にあるか確認したことがありますか。
順位 | ハザードマップ確認について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 確認したことがある | 116 | 69.9% |
2 | 確認したことがない | 46 | 27.7% |
ー | 未選択 | 4 | 2.4% |
ー | 回答対象者数 | 166 | 100.0% |
【問4】あなたは、今回のアンケートまでに「イエローゾーン」について知っていましたか。
順位 | イエローゾーンの認知度について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 知らなかった | 144 | 63.7% |
2 | 知っていた | 77 | 34.1% |
ー | 未選択 | 5 | 2.2% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
【問5】【問4】で「知っていた」と回答された方にお聞きします。
あなたは、ご自宅周辺の「イエローゾーン」の範囲を確認したことがありますか。
順位 | イエローゾーンの確認について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 確認したことがある | 57 | 74.0% |
2 | 確認したことがない | 19 | 24.7% |
ー | 未選択 | 1 | 1.3% |
ー | 回答対象者数 | 77 | 100.0% |
【問6】あなたは、今回のアンケートまでに「レッドゾーン」について知っていましたか。
順位 | レッドゾーンの認知度について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 知らなかった | 131 | 58.0% |
2 | 知っていた | 88 | 38.9% |
ー | 未選択 | 7 | 3.1% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
【問7】【問6】で「知っていた」と回答された方にお聞きします。
あなたは、ご自宅周辺の「レッドゾーン」の範囲を確認したことがありますか。
順位 | レッドゾーンの確認について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 確認したことがある | 51 | 58.0% |
2 | 確認したことがなし | 36 | 40.9% |
ー | 未選択 | 1 | 1.1% |
ー | 回答対象者数 | 88 | 100.0% |
【問8】「イエローゾーン」「レッドゾーン」の周知を図るため、最も有効と思われる方法を、次の中から2つ選
んでください。
順位 | イエローゾーン、レッドゾーンの周知について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 全世帯にリーフレットを配付 | 158 | 69.9% |
2 | 県や市町村の広報誌に掲載 | 76 | 33.6% |
3 | 該当町内での回覧 | 71 | 31.4% |
4 | 市町村のホームページに掲載 | 61 | 27.0% |
5 | 公民館・学校などで防災学習会を開催 | 41 | 18.1% |
6 | ダイレクトメールを送付 | 25 | 11.1% |
ー | その他(その土地の電信柱にわかりやすく表示したり、地域ごとに目を引く看板を立てる。など) | 12 | 5.3% |
ー | 回答対象者数 | 226 | - |
【問9】あなたは、「土砂災害警戒情報」について知っていましたか。
順位 | 土砂災害警戒情報の認知度について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 平成26年8月の広島豪雨災害以前から知っていた | 97 | 42.9% |
2 | 平成26年8月の広島豪雨災害の後、初めて知った | 65 | 28.8% |
3 | このアンケートで初めて知った | 62 | 27.4% |
ー | 未選択 | 2 | 0.9% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
【問10】あなたは、土砂災害時の避難場所を知っていますか。
順位 | 避難場所の認知度について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 知っている | 130 | 57.5% |
2 | 知らない | 93 | 41.2% |
ー | 未選択 | 3 | 1.3% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
【問11】あなたは、土砂災害時の自宅からの避難経路を決めていますか。
順位 | 避難経路の確認について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 決めていない | 140 | 61.9% |
2 | 決めている | 82 | 36.3% |
ー | 未選択 | 4 | 1.8% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
【問12】あなたは、土砂災害時の避難場所や避難経路について、地域や近所の人と相談したことがありますか。
順位 | 避難場所、避難経路の相談について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | ない | 179 | 79.2% |
2 | ある | 38 | 16.8% |
ー | 未選択 | 9 | 4.0% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
【問13】土砂災害に対する避難行動についてお聞きします。
(1)あなたがご自宅にいるとき大雨警報が発令されたら、どう行動しますか。
順位 | 大雨警報発令時の対応について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 様子をみる | 124 | 54.9% |
2 | 避難できるように準備する | 86 | 38.1% |
3 | すぐ避難する | 7 | 3.1% |
ー | その他(避難場所が適切でない。自宅待機したほうが安全と判断している。など) | 8 | 3.5% |
ー | 未選択 | 1 | 0.4% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
(2)あなたがご自宅にいるとき土砂災害警戒情報が発令されたら、どう行動しますか。
順位 | 土砂災害警戒情報発令時の対応について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 避難できるように準備する | 115 | 50.9% |
2 | 様子をみる | 69 | 30.5% |
3 | すぐ避難する | 28 | 12.4% |
ー | その他(夜中の場合、状況を把握し行動。また自治体からの指示など勘案し行動する。など) | 11 | 4.9% |
ー | 未選択 | 3 | 1.3% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
(3)あなたがご自宅にいるとき避難勧告が発令されたら、どう行動しますか。
順位 | 避難勧告発令時の対応について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 避難できるように準備する | 101 | 44.7% |
2 | すぐ避難する | 95 | 42.0% |
3 | 様子をみる | 19 | 8.4% |
ー | その他(避難勧告が出された時間および外の状況によります。など) | 7 | 3.1% |
ー | 未選択 | 4 | 1.8% |
ー | 計 | 226 | 100.0% |
【問14】自らが判断し、迅速に避難行動がとれるようになるための最も有効な取り組みを、次の中から2つ選
んでください。
順位 | 避難の有効な手段について | 入力数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 自宅周辺の土砂災害の危険のある箇所を実際に確認する。 | 140 | 61.9% |
2 | 家庭内で避難計画を立て、非常持出し品を準備する。 | 115 | 50.9% |
3 | 気象情報や防災に関する理解を深める。 | 89 | 39.4% |
4 | 土砂災害警戒区域内の住民で、避難方法・避難経路などを話し合う。 | 71 | 31.4% |
5 | 避難訓練を毎年実施する。 | 34 | 15.0% |
ー | その他(高台にある小学校が避難場所として最適だが、はたして教職員が迅速に対処できるか疑問。県あげての訓練を希望する。など) | 1 | 0.4% |
ー | 回答対象者数 | 226 | - |
【問15】土砂災害防止に関してご意見がありましたら、ご自由にお書きください。
自由意見 | |||
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自治体で自主防災の体制構築が進められており、体制が組織されつつあるが、個人で認識の差があり、地区内住民での話し合いが重要であると思う。 | |||
行政の防止策も大事ではあるが、一番大切なのは各自の意識ではないかと思うので、学校や公民館、企業内での啓発を促したらよいと思います。 | |||
今回のアンケートは、住まいの回りの状況が理解でき、良かった。いろいろな方法で、住民すべて、認識を持ちたい。全戸配布、回覧板、有効活用していただきたい。 |
お問い合わせ先
広聴広報課県民対話室
島根県政策企画局広聴広報課県民対話室 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5770、6501 【FAX】0852-22-6025