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平成24年度第1回しまねwebモニター調査ご意見に対する回答

テーマ:健康長寿しまねについて

 上記テーマについての調査結果のうち、いただいた代表的なご意見と、それに対する回答です。

 

代表的なご意見 回答
回答一覧その1
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【周知が不十分】

  • 個々の取り組みだけをわかり易いチラシ等を作成して各戸に配布すると周知できると思います。
  • テレビラジオを通じて健康維持に関する啓発活動をきめ細かく放送していただきたい。
  • 健康長寿しまねでは、種々企画され実行方各市町村を通じ依頼されているケースが多いと思うが、住民に周知徹底されていない。
  • 公民館・自治会各種団体等にイベントの働きかけを行ってほしい。
  • 県広報のしかたやキャンペーンのしかたなどもう一工夫あってもいいかもしれません。
  • 県民ひとりひとりの意識の向上のために取り組みを広く知ってもらうのが大事。
  • コンビニ入り口などにポスターを提示する、人が多く集まる休日に大型ショッピングセンターなどで健康イベントを開催するなどいかがでしょうか。
  • 横のつながりがないと情報が入りにくい。市役所より図書館の方が利用しやすいです。健康長寿島根コーナーがあってもよいと思います。

 県では、現在、健康に関する取り組みや情報提供について、各戸に配布される県政広報誌フォトしまね、テレビ放映しまねナビン島、新聞広告考える県政、市町村広報誌、新聞、CATV、各種イベント等を活用し、各種健康づくりの週間や月間にあわせて、啓発・情報提供等を行っています。

 また、健康長寿しまね推進会議・各圏域健康長寿しまね推進会議において、公民館、老人クラブ連合会、連合婦人会、PTA連合会、商工会等県全体で、284団体が構成員として参画いただき、県民運動を推進しています。

 広報やキャンペーン等については、対象を絞った効果的な内容や参考となる取り組み事例の紹介を行う等情報提供の内容についても検討してまいります。

今後も、繰り返しの広報、組織を通じての情報提供等いただいたご意見を参考に、県民の皆様に対しての情報提供に取り組んでまいります。
11

【職場での健康管理を進める】

  • 会社組織にも健康長寿の取り組みを浸透してほしい。
  • ほとんどの働き盛りの男性は、勤めている、職場での健康管理の徹底をするのが一番よい。

 県では、働き盛りの健康づくりの充実を図ることを目的に、医師会、歯科医師会、労働局、商工会、全国健康保険協会島根県支部等22機関からなる地域・職域連携健康づくり推進協議会を設置し、関係機関・団体と連携し、事業所健康づくり調査や事業主セミナー、出前講座等実施しています。

 また、平成20年から特定健診の実施により,健診結果に応じて特定保健指導を受けられるようになっています。

今後も、各機関と連携しながら健康づくりに関する情報提供や研修会を行ってまいりたいと思います。
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【禁煙の取り組みをすすめてほしい】

  • 禁煙のお店が増えたのはとてもうれしい。子供たちが利用する場所はすべて禁煙にしてほしいです。
  • 一般住民にわかり安いのは「たばこの追放」
  • 禁煙のお店が増えると良い。

 たばこ対策については、県民、関係機関・団体が一体となって取組む「島根たばこ対策指針」を策定し,「防煙」「分煙」「禁煙サポート」「普及啓発」の4本柱を立てて推進しています。

 特に、受動喫煙防止対策では、健康増進法第25条をうけ、各圏域健康長寿しまね推進会議を中心に、関係者と連携し、たばこの煙のない飲食店拡大事業、たばこの煙のない理美容店拡大事業を実施しており、登録店舗数は、たばこの煙のない飲食店は、202店舗、たばこの煙のない理美容店は、66店舗と増加しています。(平成24年5月末現在)

 また、平成23年5月31日より県庁及び出先機関においても、建物内禁煙としたところであり、今後も,市町村をはじめ公共施設の禁煙化を進めてまいります。

 一方、平成22年度に行ったたばこに関する調査では、小中高校生の喫煙率は低下したものの0ではなく、また、20・30代の男性の喫煙率は高止まりし、女性の喫煙率も低下していません。そのため、県では、子どもや女性に向けた禁煙キャンペーン、禁煙したい人のための禁煙治療実施医療機関の紹介等実施し、より一層、たばこ対策を進めているところです。

 今後も、県民の皆様を始め、関係機関等と連携し、取り組んでいきたいと思っております。

 

代表的なご意見 回答
回答一覧その2
11 【健康づくりへの取り組み提案】

[運動の取り組みについて]

  • 適度な運動ができるイベントなどをするとよいのでは?
  • 各地域の公民館を通じて、ウォーキング等気安く参加できる行事を充実させる。

 

[食生活の取り組みについて]

  • 食事メニューの提案、食の大切さを学んだり発信してほしい。
  • 実際1日にどれくらい塩分摂取をしているのかわからない。塩分濃度計で測定し1日の塩分量を知ることが大切であると思います。
  • とかく味付けが濃い。実態をもっと周知すべき。
  • 今は,外食をする人が多いから、地域の飲食店も減塩とか,糖尿病食を考えて提供できるようにしたらいいのではないか。

 

[こころの健康づくりについて]

  • 健康長寿には,身体の健康だけでなく、心の健康も必要だと思いますので、各機関との連携も強化していただきたいと思います。
  • 1000人あたりの自殺率が例年ワースト県に入っていると聞いております。少しでも自死者を少なくする対策がまだまだ必要だと思います。

 

[歯の健康について]

  • 健康を維持する大事な要素である「歯の健康」は知っていましたが、しっかり歯を磨くことくらいに考えており、歯医者さんは虫歯(歯痛)、口内炎か歯石を取ってもらう時にいくものと勘違いしていました。そこで自治体の基本検診に準じた「歯科検診」を進めるべきだと強く思います。

 

[検診について]

  • 定期検診の徹底を行う。
  • 自分自身の健康を確認するため、1年に1度は健康診断を受けることはとても大切なことと思います。もっともっと検診の呼びかけが必要です。

 

[子どもの頃からの健康づくり]

  • 健康に関しての取り組みは、小さい頃から家庭ですべきことなので、まずは幼稚園や小学校などで徹底されることができたらと思います。そのためには、子どもに関心をもってもらえるキャラクターづくりが必要。まめなくんでは影響力が弱いと思います。しまねっこは、大人から子どもまでファンが多いので,その力を借りての広報活動はいかがでしょうか。

 

[高齢者の対策]

  • 要介護状態になる前に、運動したり,歯磨きの指導を受けたりする機会があるとよい。
  • わかり易いシニア向けの情報誌等がかえって喜ばれるかもしれません。シニアを外に向かわせることでひいては「長生き」につながると思うのは早計でしょうか。
  • 身近なところで会合を続ける。

 

[健康づくり全般]

  • 「まめなポイント制度」ポイントを集めて県内で使用できる買い物券と交換できる。個人に対しては、各種フォーラム、講演か、ウォーキング大会に参加をすることでポイントを発行。
  • 健康長寿7か条をもっとPRすると良いと思う。
  • 取り組みは息の長い継続で効果が出てきます。是非、継続的な取り組みを期待します。

 

 県では、平成12年度に「健康増進計画(健康長寿しまね)」を策定し、健康長寿日本一」をめざし、「健康づくり」「生きがい活動」「要介護状態の予防」を3本柱に活動を推進してきました。

 行動目標として、健康に関する7か条「食生活」「たばこ・アルコール」「運動」「睡眠と休養」「歯科保健」「健診(検診)」「生きがい・生涯現役」を設定し、住民組織、関係団体、職域、学校、保健医療専門家、行政関係者等で組織する「健康長寿しまね推進会議」や「各圏域健康長寿しまね推進会議」で、それぞれの特徴、役割を発揮し、創意工夫しながら、県民運動を進めてきました。

 

 国においては、平成12年に、壮年期死亡の減少、健康寿命の延伸・生活の質の向上を目的に、健康日本21(21世紀における国民の健康づくり運動)が策定されました。

 現在、厚生労働省において、平成25年から平成34年の10年間を期間とする「21世紀における第2次国民の健康づくり{第2次健康日本21}」が検討され、生活習慣病の発症予防や重症化予防、高齢期における日常生活の自立・子どもの健康づくり・壮年期の心の健康づくり等ライフステージに応じた健康づくりの推進、また、産業界や住民活動といった組織との連携や地域のつながりを強化し、健康づくりを進めることなどが提案されています。

 

 県においても、平成24年度に「第2次健康増進計画(健康長寿しまね)」を改定することとしています。

 第1次計画の取組では、がん、脳血管疾患、虚血性心疾患の死亡率の低下や、残存歯数の増加、喫煙率の低下、歩くことを心がけている人の増加等改善につながりました。

 しかし、若い世代の食習慣の乱れ、壮年期の運動不足、こころの健康づくり等課題も残されています。

 皆様からいただきましたご意見、ご提案につきましては、今後、住民組織の代表の方や県庁各課が参画する計画検討委員会において、検討の参考にさせていただきます。

 

 

 (全体の集計結果はこちら

 

 


お問い合わせ先

広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
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