7月29日質問項目4

4.令和8年熊本地震の対応

○NHK:NHKの内野です。

 すみません、地震の関係でちょっと、まず最初に何点かお伺いしたいんですけれども、県内の被害はなかったということなんですが、島根県の方が九州地方に行かれて、何か被害に遭ったとか、そういった情報は今ありますでしょうか。

 

○丸山知事:いや、人の移動まで完全に市町村とか都道府県で把握できないから、そういうことを確認できる、そもそも能力がないですよ。我々は人間に何かチップをつけて、どこにいるかを把握するような、そんな組織じゃないから、全ての住民の行動を行政が監視してるってわけじゃないからね、そもそもそういうことの把握というのは物理的に困難ですけど、少なくともそういうふうな情報はないです、把握してる限りは。把握してるというか、把握がもともと困難、網羅的な把握は困難なので、そういう作業をしていることはないですけど、そういう状況になってるんで問い合わせてくれとかっていうふうな形で、この県内の在住の方からSOSをいただいているということは把握してないです。

 

○NHK:それと、前回の2016年の熊本地震の際に、島根県のほうで、県内に避難してきた被災者の方へ県営住宅を提供したりだとか、あと、生活支援金を支援していたっていうような支援もありました。ちょっとまだ発生直後ということでもあるんですが、このような、前回行っていたような支援というのはどのようにお考えでしょうか。

 

○丸山知事:それは、そういうことを望まれる方がおられるのか、そういうことを望まれるような被害なのかということを確認してからだと思います。同じように、分かりませんけど、島根県だけの話じゃないので、つまり自分たちのエリア内、近隣で、しっかりしたインフラのところで生活するのは難しい、それは避けたいと、仮設住宅などでの生活を避けたいという方々に対して、熊本県内とか、熊本の所在地、所在の市町村でそういうニーズに対応するのが難しい場合に、遠隔でもいいので居を移して落ち着いた生活をしたいというふうな方々がおられて、そういう方々を、近隣じゃない島根県のような距離が離れているところも含めて対応するかどうかというのは、正直言って島根県が決めることじゃないので、そういうニーズがあるかどうか、それは個々人としてのニーズがあるかどうかって話と、それらのニーズをどういうふうに対応していくかということを多分、熊本県なりが政府と相談して決められて、どこまでのエリアの県にそういう要請が来るのかということによってくるというふうに思いますので、県として、ある意味、ニーズに応じて対応するという事柄だと思ってます。

 

○NHK:分かりました。

 あと、改めて今回、まだ発災直後ということであるんですけれども、地震が発生して、様々、住宅の倒壊とかいろんな被害がありましたけれども、知事自身としてどのように被害を受け止めてるかということと、あと、今回、熊本のほうで地震があったというところで、改めて島根県での防災対策について、どのように取り組んでいきたいかというところの、ちょっとお考えをお伺いしてもよろしいでしょうか。

 

○丸山知事:今回の最大震度の宇城市ですかね、宇城市とか、最大じゃないかもしれないけど6強の八代の映像などを拝見しますと、やはり10年前の地震のときにはここまでなかったけども、こういう、今回、家屋が本当にぺしゃんこになってるみたいなとこがありますので、それは、究極言うと、やっぱり10年前の2回の地震の中で、それは多分、そのエリアも震度4とか震度5とか震度3とか、そういう揺れを経験されてると思うんですね。やっぱり累積してくると、耐震性があるといっても、それは震度6を何回も耐えれるとかっていうものじゃないから、やっぱりある意味、10年前の2回の地震でもある程度の揺れがあると、それはそれで、耐震性が低下してるというところもあるでしょうから、そういった意味では、本当に度重なる地震でやっぱり被害を受けられてる家屋というのが相当あるんじゃないかと。ちょっと厳密に過去2回のやつとの、今回の3回目のものとのかぶりをちょっと地図で突き合わせては見てませんけど、過去2回の地震での揺れが家屋に与えた影響ということが累積してるということは、やっぱりあるんじゃないかなというふうに思います。

 熊本地震と同じような状況が発生するかどうかということは、ちょっと予測はできませんけども、基本的には、特に地震というのは、大雨とか線状降水帯にしても、予報があるものと違って、基本的に予報がないものでありますので、いつ何どき、どこで起きてもおかしくないということを前提として、日頃の発災時の体制を、いつ何どき起きても初動の対応が遅れないように、平時から連絡体制なり即応対応といったものが円滑にワークするように努めていかなきゃいけないというふうに改めて痛感をしたところであります。

 

○NHK:分かりました。ありがとうございます。

 

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