5月27日質問項目1

1.国への重点要望

○山陰中央新報:山陰中央新報の曽田です。よろしくお願いいたします。

 

○丸山知事:お願いします。

 

○山陰中央新報:まず、国への重点要望に関してお伺いします。

 来週、要望に向かわれますが、かねての物価高に加えて、中東情勢の緊迫化によってナフサの供給不足の影響は生活に欠かせない品物に及び、県有施設の工事の見合せも生じています。こうした中東情勢、物価高を踏まえて、改めてどのように要望に臨まれるか、お考えをお伺いします。

 

○丸山知事:今、曽田記者がおっしゃった、ホルムズ海峡というか、ペルシャ湾からの原油の輸入が途絶するということに伴う影響について申し上げると、一つには、備蓄している原油を使っていくということと、それと、代替輸入先、これまでと違う輸入先を確保して、年間の必要量みたいなものを、ナフサなどを確保していってると、総量は足りてるはずだっていうふうに政府は言われていますけれども、現実問題として、このホルムズ海峡が封鎖されてるという状況で供給不安があるということは、先々の約束が難しいみたいなことというのは、みんな取引先から聞いてる。そういう中で、いわゆる通常の、物が流れていくルートの中で、少しずつでも、どこか1か所でも何か余分に、多めに持つというふうなのが積み重なれば、それがない状況、全体量が足りてるはずだとしても、結果的には足りないと。足りないというか、少なくとも欲しいと思う人のところに届かないという状況が発生してるというふうに見るべきなんだろうというふうに思います。だから、足りないとか、カラーを白黒にしなきゃいけないと言ってる人たちというのは、そんなことをやって何かプラスになることはないので、仕方なくやらざるを得ないことをやっているということでいうとすると、現実問題として、総量は足りていても、目詰まりという言葉が適切かどうか分かりませんけど、欲しい人、必要な人に全体として行き渡ってないところが発生してるという状況だとすれば、それは、総量を確保してるという政府の努力は認めますし、その努力は継続しなきゃいけないし、年間の使用料プラスアルファぐらいで余裕を持って確保してもらうということも含めて、そういうマクロの総量確保ということの努力というのは必要だし、これまでの政府の努力に敬意を表するところでありますけども、現実問題としてそういうことが起きてるという状況というのは、物が確保できてない人がおかしいんだとかという言い方はやめて、現実問題としてそういう状況が生じざるを得ない状況になってるということを基本認識に置いて、総量の確保って話と、総量を確保してもなおいつもどおりに物が届かない人たちが発生せざるを得ない状況にあるという、その状況に対する対策、要するに二枚腰というか、二段構えでの対応が私は必要だというふうに思っています。

 残念ながら、重点要望を取りまとめる際には、そこまでの状況という認識がちょっと、時間経過の関係でいくと、県議会に説明したのが1週間前で、原案を固めていたのが2週間ぐらい前ですから、そこまでの認識が文言をまとめるときにはありませんので文言には落ちてませんけども、要望する際には、そういう現状、私の認識なりを口頭で伝えて、やはり必要なものが来てないという人たちがおられて、そういう状況を網羅的かつ迅速に改善するのは難しいわけだから、そういう人たちが直面する資金繰りの対策とか雇用調整とか、そういう政府の支援措置をちゃんと準備してもらうということを考えてもらいたいというふうなことを伝えていきたい。誰に会えるか分かりませんけどね、大臣に会えるとはちょっと正直言って思えませんけど、そういう担当ラインのところで、ほかの政務の方か事務方には会えると思うんで、そういうことを伝えていきたいというふうに思っております。

 重点要望は、その問題以外にもたくさんありますので、議長と一緒になって、島根県が置かれている現状、それから求めていくことというのを明確に、めり張りをつけて訴えていきたいというふうに思っております。

 

○山陰中央新報:分かりました。

 御指摘される供給不安に関連してなんですけど、一部報道の世論調査によると、ナフサの供給に問題ないという政府の説明に、6割程度が納得していないというふうな調査もありますが、これについて何かお考えになることはありますでしょうか。

 

○丸山知事:先ほども言ったとおりで、全体として総量が足りてるということが正しい、それがうそだとかって言ってるわけじゃ、誰もないわけで、それが正しいとしても、なお必要とされる人、ミクロですよ。マクロの問題がそうだとしても、ミクロでみんなに届くというわけじゃないと。総量を年間使用量と同じぐらい確保して、輸入ができたとしても、どうしても、言葉は悪いけど、在庫を多めに持つとか、それを買占めと言うのかどうか、それは表現はいろいろですけど、先々のことを考えると多めに持っておこうとか、多めに手に入ったから多めに持っておこうという人はどうしても出るわけですよ。そうなると、全体の総量が足りていても、そこで多めに取ってる分だけ、誰かに回らないという状況が起きるわけで、いわゆるそういう多めに量を持つとか買い占めるということを、はっきり言って、全ての取引をコントロールできるわけじゃないので、政府は。誰もコントロールできないですよね。社会主義国家でも共産主義国家でも、そんなことはできないんですよ、実際問題。だから、そういうことは避けられないから、そういう凸凹が起きて足りない人が出てくるという現実がもう明らかになってると。国民の認識もそうだと思います。なので、総量が足りてるから問題ない、だから文句を言う人がおかしいというふうにもし言ってるんだとすると、それはおかしいというふうに国民は感じてるんじゃないですかね。私はそこまで認識してるかどうかよく分かりませんけど、少なくとも総量が足りてる、その努力をしてくれてる。それは、私らもそうだと思います。ただ、それをやったからみんなにきちんと届くはずだっていうところに論理の飛躍があって、そううまくはいかない。それが、そのうまくいかないところがあちこちに出てきてるんで、そこで困っている人たちに対する対策を真摯に検討してもらいたいというふうな評価が今、その数字に表れているんじゃないかというふうに私は思います。

お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp