４．日中関係

○ＮＨＫ：ＮＨＫの内野と申します。

　高市総理大臣のいわゆる台湾有事をめぐる国会答弁で中国が反発を強めてまして、それの日中関係の件でちょっとお尋ねしたいと思います。

　まず、中国政府が日本への渡航を控えるよう呼びかけてるなど、日中関係でいろいろ問題が生じてるかと思うんですけど、現時点で県内への影響をどのように見てますでしょうか。

 

○丸山知事：今のところ、観光客とか水産物とかっていうので直ちに大きな影響が出てるという情報自体はないです。ただ、これから当然想定されますので、事業者への影響なりを一定の頻度で確認はしていきたいというふうに思っています。

 

○ＮＨＫ：すみません、ちょっと今、水産物の件、出たんですけど、一応日本産水産物を事実上輸入停止するということだったんですけれども、島根県内からは、特段中国への輸出というのはどのようになってるんでしょうか。

 

○丸山知事：すみません、ちょっとそれは水産課に確認してください。

 

○ＮＨＫ：分かりました。

 

○丸山知事：直接輸出してる場合と、輸出先、取引先、物を売ってる先が輸出してるという場合とあるので多分、厳密に言えば、自分の捕った魚とか売った魚がどこに行ってるかっていうのは厳密に分からないと思うので、直接輸出していて、直接輸入手続が止まってるってなると分かるんでしょうけど、間に入ってる事業者さんがおられると、判明の仕方は遅れるんだと思います。

 

○ＮＨＫ：先ほどの中国への影響のところで、観光とかの面では直ちに大きな影響はないけど、これから影響があるかどうか見ていきたいということなんですが、今後、神在月のほうで観光シーズンを迎えたりするんですが、島根県内ではどういった影響が懸念されるのかっていった、そういったところはどのようにお考えでしょうか。

 

○丸山知事：普通に考えたら、予約が入ったものがキャンセルされる、新聞で、テレビとかで出てるように。そういうことじゃないですかね。それから、新しい予約が入らないということで、宿泊者、来訪者が来られてた分がなくなるっていう意味での影響が主だと思いますけども。

 

○ＮＨＫ：分かりました。ありがとうございます。